悪女ガン無視する系のバイトの話２【ブルーロック】

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さぁ、そのまま歩いて来ちゃったけどあの白いのは気付いたかな？
ぶっちゃけ気付いても気付かなくてもどっちでもいーけどな
これからはあの女ガン無視決め込むだけやし


ﾍﾟﾀﾍﾟﾀと廊下を進んで目的地を目指す


「あっれぇ〜？だれかと思ったら天才マネちゃんじゃねーか」


初めて聴く声

それはイケボに分類される声だった


聞こえた方へと顔を向け、主を確認する



『何の用だy…アイライン綺麗だなおい』


「そりゃどーも♪アイラインじゃねーけど」



だったら何だってんだその黒いのは

しかもまつ毛もバサバサなのかよ



「前にアンタのプレー見てからずっと気になってたんだよね〜〜話しかけようとしたらいつの間にか違う奴に交代しててさ」



いや知らんて

つか誰やお前



『わっつゆあねーむ。5秒以内に名乗らなければ今からお前の名前は触角ギャルになりやす。はい5〜4〜』


「士道龍聖。触角ギャルって呼んだら頭飛ばすぞ⭐︎」


『飛ばすならキノコ野郎のメガネだけにしてちょ♡』



意味が分からん可愛いマークの無駄遣い会話でブルーロックの問題児、士道龍聖とのファーストコンタクトを果たした


第一印象はまぁ・・・黒ギャルやな


今んとこ言葉遣いが宜しくないこと以外印象は悪くない


「なぁ、今度俺と１on１しようぜ。ただしルールありで」




１on１か……何やそれ




『ルールとは』


「お前が俺に１on１で負けたとしても俺の心を爆発させれたらお前の勝ち。もしさせられなかったらお前の負けで俺に脳みそぶちまけられる。どうだ？ワクワクするだろ？」


『えーなにそれこわーい。愛苦ちゃんまだﾀﾋにたくなーい。でも面白そうやからやるー(((なんやお前


「はっw初めてだわこのじょーけんで普通に承諾した奴。今までの奴らは拒否るから強制的に相手させてたからさ。まー全員ボコったケド」


『可哀想だなおい』



心底つまらなさそうに話す士道
そん時はマジでつまらなかったらしい



『んじゃ、いつやる？俺空いてる日少ねぇけど』

「あー？今からに決まってんじゃん？」

『無茶言うな今何時やと思ってんや』




却下すると「え゛ぇ〜」と分かりやすく落胆する
おいおい◯る気満々かよ




「じゃぁ絶対明日な。それなら良いっしょ？」


明日……明日は特に用は無いからいっか………あーでもなぁ〜
仕事終わったらゲームしよーと思ってたんやけどな〜

まぁ選手のストレス発散と技術向上の為ってことでやるかぁ〜


『いーよー午後からならいつでもウェルカムね』

「そーこなくっちゃ♡」

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