4 Jisung side. ページ4
背負っていたリュックを下ろし、
ドアの方を見るとヌナが立っている。
思わずビクッとなってしまう。
けどそれを顔に出さず、
携帯を取り出しいじりはじめる。
「ねぇチソン。」
Aヌナは俺の名前を呼びながら、
どんどん俺に近づいてくる。
俺はドキドキなんてしてないし、
それを隠そうとしてゲームを一生懸命してる、わけじゃない。
ずっと無視してるのに
ヌナはどんどん近づいて来て、
俺の横に座る。
ヌナ、
顔が近いです。
ゲームする俺の顔を凝視しながら、「チソン〜。」って呼んでくる。
(実際ヌナの方を見ていないから、
凝視してるのか定かじゃないけど、
視線がすごいからきっとそうだ。)
俺はできるだけヌナから意識を遠ざけようと、
携帯ゲームにのめり込む。
「チソン〜。」
でもヌナはずっと俺の名前を呼んでくる。
「チーソーンッ。」
負けるなパク・チソン。
ヌナの方を向いたら負けだ。
と、なんだか意地になっていると....。
俺の頭に指をぶっ刺して一言。
「その髪型変だよ。」
え？ヌナはずっとそれを言うために
俺の名前呼んでたわけ？
ヌナが馬鹿にしたくて言うはずない
ってわかっているのに
なんだか悲しみの方が強くて
思わず、「うるさい。」と言ってしまう。
うるさいって、他になかったのか
と、後から後悔していると。
「ぐすっ。」
ヌナの鼻をすする音。
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リア - この小説めちゃくちゃ好きです💗更新待ってます😊 (2023年2月11日 20時) (
レス) @page35 id: e9e0e51681 (このIDを非表示/違反報告)
ミル(プロフ) - 彩葉さん» ありがとうございます！がんばります^^ (2021年9月9日 20時) (レス) id: 8efb4b8ab9 (このIDを非表示/違反報告)
ミル(プロフ) - らいさん» ありがとうございます^^ (2021年9月9日 20時) (レス) id: 8efb4b8ab9 (このIDを非表示/違反報告)
彩葉 - チソンアめっちゃ可愛い！続き楽しみにしてます！ (2018年10月28日 21時) (レス) id: e1a9a27d1c (このIDを非表示/違反報告)
らい(プロフ) - 更新待ってます！ (2018年5月27日 19時) (レス) id: 891eb7d4d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミル | 作成日時：2017年8月30日 23時
