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40 You side. ページ40
You side.
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「Aさ〜ん！」
スミンちゃんが明るい声で私を呼ぶ。
その反面私はため息交じりで、
「はぁ〜い」と言った。
「あのぉ」
あ〜またか。
今日はすぐに帰れると思ったんだけど。
会社の時計を見ると、時刻は5時を過ぎたばかりだった。
「最近、Aさん綺麗になってません？」
「ん？？？」
予想外の言葉に気が抜ける。
「いや〜Aさん、
最近キラキラしてるなぁって！
いいエステでも行ってるんですかぁ？」
エステなんて行く暇あるように見えますか。
なんて毒吐きたいところだけど、
グッと飲み込む。
「全然、何もしてないよ。」
笑いながらそう言うと、
えぇ〜隠さないでくださいよ〜
と言われた。
本当に何もしてないってば〜。
スミンちゃんを適当にあしらうと、
自分のデスクに帰ってくれた。
あれ？今日は何もない？
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作者名：ミル | 作成日時：2017年8月23日 21時
