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とりあえず唯一答えれることを答える。
「かわいいよ、美人。」
おれの言葉に盛り上がる二人。
その反面、俺は落ちていた。
「えー！！！！そうなのヒョン！」
「マクヤ〜！やるな〜！！」
「でも
本当に彼女じゃないよ。
名前も知らないし。」
そう言うと、2人は同時に変な声を出した。
「どど、どういうことヒョン。」
「.....まーこのジェヒョ二ヒョンに
全部話してみなさい。」
なんだか誰かに話したい気分だった。
彼女の名前や年齢を知らない、
という事実を見ないようにしていたのに、
指摘されてしまったショックなのか。
彼女と出会ってから今までの話をした。
「へ〜じゃあ本当に知らないんだ。」
ドンヒョクはありえない！という顔をしている。
「どうせマクのことだから、
タイミング逃して
聞くに聞けてないだけだろ〜」
そうだジェヒョ二ヒョン、その通り。
出会ってすぐ、せめてでも2回目くらいに
聞いておけばよかった。
そう後悔している。
「でもあっちも聞いてこないよ。」
俺が言うと、
ドンヒョクは「分かってないなぁ〜」と言う。
「その人は仕事してるんでしょ？
その人から見たら
ちゃらついた格好のヒョンは
完全に年下ってことでしょ？」
ちゃ、ちゃらついたって。
ドンヒョガ、仮にもヒョンだぞ。
「女の人は相手が年下ってわかってて
あんまり年齢聞きたがらないでしょ！」
「そ、そういうもんなの？」
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作者名：ミル | 作成日時：2017年8月23日 21時
