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末「あんさ、気づいてるかもしんないけどさ、俺、Aちゃんのこと気になってたんだよね」
隆「あー、うん」
末「好きとまではいってないよ？いいなって」
ふっ、と力なく笑う秀太。
末「最初に西島に紹介されたときは、かわいいなくらいだった。それで最近たまたま入ったバーで再会して、雰囲気もちょっと変わっててなんとなく気になっちゃったんだよね」
隆「髪も伸びたしな」
頷きながらそう返す
末「それから何度かお店に行っては、飲みに行こうって誘ったりしてたんだけど、ぜんっぜんだめ！」
隆「あー、」
俺がマスター以外の男と飲みに行くの禁止にしたからな…
末「ま、それで、西島と店で会ったときも二人が付き合ってるとか全然知らなかったんだよ」
ごめん、っていいながら苦笑いしてまたビールを流し込む。
隆「知らなかったんだろ？しょうがないっしょ」
俺がそういえば少しホッとした様子をみせる
末「本当のこと言ってもいい？」
隆「うん、なに？」
末「本当はさ、ちょっと好きだったかも」
そう言って笑う秀太を俺は責めることができない。
末「それでさ、昨日最後と思ってちょっと飲みに行ったんだよね」
隆「うん、それで？」
末「早い時間にお客さんに飲まされたらしくて、Aちゃん少し酔っぱらってて」
そういうことか。
頭のなかでパズルがはまってくような感覚。
末「それで、マスターが気を使ってくれたのか上がって俺と飲んだらって言ってくれて」
マスターはわかってたんだろうな。
だから前にあんなこと言ってたのか、納得。
末「飲んでたら週刊誌の話になってさ、Aちゃん気にしてたぞ」
隆「大丈夫だって言ってるんだけどな」
末「違う違う！そこじゃない、お前、内容読んだ？」
少し声を大きくした秀太に驚く。
末「過去の恋愛のこととか噂とかも書かれてて気にしてた」
隆「え、」
末「やっぱり読んでなかったんか。」
あきれたように言う秀太にちょっとだけイラっとしたけど、俺が悪い。
隆「A、なんて言ってた？」
末「知らないようにしてたんだけどなって笑ってたけど。まあ、あくまで噂のものもあったし」
隆「そっか」
末「私でほんとにいいのかな、とかぶつぶつ言ってたから励ましておいたけど」
隆「うん、ありがと」
末「あの子、がんこそうだからお前にそんなこと言わなそうだな、と思って」
優しく笑ってそういう秀太とAを思い出して笑った。
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Hana(プロフ) - じろなおさん» いつもコメントありがとうございます！待っていてくれてありがとうございました！少しずつにはなってしまうと思いますが、更新していこうと思ってるのでまた応援よろしくお願いします(^o^) (2018年7月26日 6時) (
レス) id: 21ab0f97d0 (このIDを非表示/違反報告)
じろなお - 更新楽しみにしていたところです (2018年7月26日 1時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
じろなお - 毎日更新ぁりがとうございます。これからも読むのが楽しみです！無理だけはしないでくださいね！ (2018年5月25日 23時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
Hana(プロフ) - じろなおさん» こちらこそいつもコメントありがとうございます！できる限り毎日更新が目標なので、これからも楽しんでいただけるようがんばりますので、今後ともよろしくお願いします！ (2018年5月24日 17時) (レス) id: 21ab0f97d0 (このIDを非表示/違反報告)
じろなお - やっぱり次の展開のストーリーが気になってしまう自分がいて主人公ちゃんと秀太くんとかの関係が気になるばかりです。毎日更新本当にぁりがとうございます。嬉しいです！ (2018年5月23日 7時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Hana | 作成日時：2018年4月10日 4時
