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ふらっふらなAちゃんを支えながら、マスター行きつけの居酒屋へ
隆「Aちゃん、何時から飲んでんの？」
『んー、昼くらい？わかんない！』
急に儚げに笑う。ドキッとした。
マ「明日ちゃんと出勤できるのかな？」
笑いながら言うマスター。
Aちゃんは彼氏の事を話すわけでもなく、他愛もない話をしながら、淡々と飲む。
さっきまで酔い潰れてた人には見えない。
二時間もしたらマスターが眠くなってきたみたいで、お開きにすることになった。
午前４時。
マ「Aちゃん、ちゃんと帰れる？」
『だいじょーぶですっ！』
隆「たぶん、俺んちから近いんで送って行きますよー」
マ「悪いね。でも、手出したら店出禁にするからねーよろしくー！」
笑いながら手を振って帰って行った。
隆「さて、帰りますか」
『えーにしじまさん、カラオケいきましょ！』
隆「大丈夫なの？」
『だいじょーぶですってば』
ぷくーっとほっぺたを膨らます。
隆「はいはい。一時間だけね」
笑いかけると、またふにゃっと笑った。
素直にかわいいと思った。
カラオケの部屋に入るとさっそく曲を入れ始めたAちゃん。
『きょーは失恋ソングしばりですよっ』
隆「あ、うん、わかったよー」
マスターから聞いて別れたのは知ってたけど、本人はなんにも言ってこないから、とりあえず知らないふりをした。
Aちゃんが歌うのを聞いてると、
『あたしばっかり！にしじまさんもうたってください！』
隆「はーい」
『じゃあ、もう恋なんてしないがききたいです！』
隆「はいはい」
頭をポンポンして曲を入れる
歌いながらAちゃんを見ると
静かに涙を流してた。
終わって見たら今度は寝てた。
隆「ふはっ！おい、なんだよー！」
思わず笑いがこぼれてきた。
隆「Aちゃん、帰るよー」
『んー、やだー』とか言ってたけど無理矢理起こして連れて帰る。
隆「Aちゃん、家どこー？」
むにゃむにゃしながら教えてくれた家は、うちから徒歩5分もかからないところだった。
隆「鍵は？」
『バッグのポケット！』
隆「あ、あった。あけるよー」
『どうぞー。』
部屋まで無事に運んでベッドに寝かせて、任務完了。
隆「ふっ、かわいい寝顔。」
ついつい笑いがこぼれる。
まだそんなにものがなくて、さっぱりした部屋。棚には写真立て。
隆「これ、彼氏か？」
なんかモヤっとしてなんとなく写真立てを伏せて帰った。
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Hana(プロフ) - オーバーさん» コメントありがとうございます！続きが気になるような、素敵な物語になるよう更新頑張るので楽しんでいただけたら嬉しいです！ (2018年3月26日 20時) (
レス) id: 21ab0f97d0 (このIDを非表示/違反報告)
オーバー - ドキドキしながら読ませてもらってます！続きめっちゃ気になります。更新頑張ってください！！ (2018年3月26日 14時) (レス) id: 4343d9fd82 (このIDを非表示/違反報告)
Hana(プロフ) - マカロンさん» コメントありがとうございます！このお話は作者の中ではもう完成していて、メンバーを違う形で登場させるかどうかはなんとも言えません。ごめんなさい。でも、楽しんでいただけるように努力しますので最後までお付き合いいただけるとうれしいです！ (2018年3月24日 7時) (レス) id: 21ab0f97d0 (このIDを非表示/違反報告)
Hana(プロフ) - 由希さん» ありがとうございます。楽しんでいただけるようにがんばります！ (2018年3月24日 7時) (レス) id: 21ab0f97d0 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 一気に読ましていただきました。ライバルか元カレにメンバーがいれてほしいです。しゅうたくんとか (2018年3月23日 22時) (レス) id: 452fc965d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Hana | 作成日時：2018年3月22日 16時
