ep.1 ページ2
『えっ徹？』
｢えっ｣
もともと知り合いだったavexの方に誘われて来たのは小さなレッスンスタジオの前。
そして子どもの頃に引っ越したAが目の前にいる。
｢えっまってなんで｣
『徹こそ』
｢まさか？｣
『××さんの知り合い？』
｢そのまさか｣
『わぁお』
音楽やってるもの同士の集まりだって聞いていたから
いや、来るよって言われてた人が全員男だったから
Aがいるのが衝撃的で。
｢まぁとりあえず入る？｣
『うん、、(笑)』
まぁ入ったものの、
見渡す限り顔馴染みの人が沢山。
Aに関しては俺に隠れてるけど(笑)
雄大｢ん？徹くん彼女？｣
徹｢いや、連れてこないわ｣
『はじめまして』
想太｢えっめちゃかわええ！｣
『いやいや』
××｢あと2人来るのよ。高校生と20代男性(笑)｣
雄大｢高校生って颯ですか？｣
××｢そうそう！｣
雄大｢なら雰囲気知ってるので迎えに行ってきます(笑)｣
××｢よろしくね｣
想太｢ええっとその子は？｣
××｢えっメンバーだけど？｣
××｢詳しくはみんな揃ってからね(笑)｣
がちゃ
大輝｢えっあっはじめまして｣
××｢ここ座ってー｣
がちゃ
雄大｢連れてきましたよ｣
颯｢こんにちは｣
××｢うん、全員揃ったね｣
××｢突然いや、うすうす気付いてると思うけど、
このメンバーでグループ組みませんか？｣
××｢みんなここのスキルは高い、そんな6人が揃ったら、今後必ず来る実力派のダンス＆ボーカルグループの波を引っ張っていけると確信してる。｣
××｢ってことでどうかな？｣
大輝｢僕は賛成です、ただその女の子もメンバーですよね？｣
××｢じゃなきゃこの場に呼ばないよ？｣
大輝｢実力派ダンス＆ボーカルグループを組むのは賛成です。ただ女性がいるとパフォーマンスに制限が出てくると思ったから、女性は反対です｣
××｢んーと｣
『まってください。』
『えっと私は女性です。確かに男性ばかりの方がパフォーマンスもまとまるかも知れません。けど女性しか表現出来ないこともあります。それに私のダンスを見てから、パフォーマンスを見てから言ってもらっていいですか？』
大輝｢じゃあ踊れよ｣
『ええ、言われなくても。』
××｢んーとまぁじゃあお互いダンスなり歌なりでスキル確認しよっか｣
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作者名：an | 作成日時：2019年5月5日 0時
