甘い蜜 (ページ32)

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章大side

『本気なの？』

「Aちゃんがほんまにええんやったら俺は本気やで？」

『そっか』

『･･･なら、私に協力してくれるってことでええんやね？』

そんな不敵な笑みさえも美しいと思ってしまう俺はそうとうおかしいんやと思う

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「初めまして･･･ではないね」

「･･･紗奈さん」

紗奈「･･･えっ、あ、やすさん？」

「お隣ええかな？」

紗奈「･･･どうぞ」

「ありがとう」

「紗奈さん、なんか悩んどるん？」

それから少したって俺らは計画を実行した

これが最初

紗奈とバーで話す

紗奈「いや、なんでもないですよ？」

「なんにもないのにこんなバー来るん？」

「･･･大倉のことやったら、話聞けんで？」

紗奈「じゃあ･･･」

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「Aちゃん」

『おかえり、章大くん』

「結構上手くいったやろ？」

『うん、じゃあご褒美上げなきゃね』

きっとこれが世間から認められないものでも、俺もAちゃんが幸せなこれがええねん

･･･ここからが俺らのスタート

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fin.