甘い蜜 (ページ4)

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Aside

その日曜日暇やったから私は一人で出かけた

それが悪かったんかもしれん

「･･･忠義、くん？」

すごいヒールの高いオシャレな女の人が忠義くんと腕を組んで歩いてるのを見た

まさか、ね

向かい側にいる私には全く気づかずに

私にたまに見せるちょっとデレデレしとる忠義くん

その日帰ってきた忠義くんからは女の子の匂いがした

いつもの事やけど、よく考えてみればこの匂いいつもしとる気がする

『ねえ、忠義くん？』

『疲れた？』

大倉「いきなりどうしたん？」

気づいてるなんて知らない忠義くん

『ううん、今日も仕事やったから』

大倉「んー、せやなぁ、疲れたけど」

大倉「･･･ Aのこと見たら吹っ飛んだわ」

嘘つき

『そっか･･･っ！』

忠義くんがいきなり私にキスしてきた

唇が離れた時に

『･･･っ、忠義くん、？』

『どうしたの･･･』

大倉「･･･あかん？」

私がそれに弱いの知ってて

『･･･あかんくない』

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その日はたくさん愛された

でも次の日私は忠義くんが働くホストに足を踏み入れた

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