好き以上の言葉なんて (ページ24)

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◎ ページ24

Aside

大倉『･･･ずっと好きや』

「･･･え、ねえ、どうしたの笑」

「大倉くんもう酔ってる？笑」

大倉『酔うてへんよ』

大倉『遊んでへんし、彼女も作らんのは』

大倉『･･･Aさんのことが好きやから』

え、彼女作らなかった理由が

私のことが好きだから･･･？

「･･･でも」

大倉『俺が年下やから？』

大倉『Aさんの中では年下は恋愛対象外なん？』

大倉『それとも･･･』

大倉『･･･ヤスのことが好きやから？』

「･･･」

なんて答えたらいいのかわからなくて黙ってしまった

大倉『･･･俺よりヤスの方がええんやろ』

なんで、何でこんなことになってるの

安田さんはBARで飲んだ友達？

BARで知り合った人？

安田さんって私の中でどんな存在なの･･･

「･･･違う、と思う」

「でも、安田さんの私の中での存在がどれくらいなのかも分からない」

「でも、大倉くんの私の中での存在は結構大きい」

「･･･だけど、」

「･･･ごめんなさい」

「･･･大倉くんのこと好きだけど、恋愛感情の好きとは違う」

大倉『･･･分かっとった』

大倉『Aさんが俺のこと恋愛対象として見てないことも』

大倉『困らせてもうてごめん』

って言ってお金を置いていこうとする大倉くんの腕をとって

「安田さんのこと好きからわからない」

なんて言ってた

･