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思い立ったら ページ1
先に眠りについてしまった渋谷を残してAはベッドから抜け出しタバコを吸っていた。
降ってきそうなくらい近く感じる空に瞬く星。
それを見上げながらAは、小説の内容を考えていた。
「…主人公をちょっと悪女にしても面白いか…」
そう呟いてニヤリと笑うAは悪女そのもの。
思い立ったら即行動のAは、部屋に渋谷を残して部屋を出た。
スキニーのポケットに入れた携帯電話を取り出し、電話をかけようとした瞬間、
「A」
と後ろから誰かに名前を呼ばれ振り返るA。
そこにいたのは大倉。
「どうしたんですか？」
と電話をかけようとしていた相手の登場に少し動揺するA。
「すばるくんとええことしてんねやろうなと思ったら無意識にAのところに来てもうてた」
と素直な大倉。
「それはそれは、嬉しいこと言ってくれるんですね」
と素直になれないA。
「心こもってなさすぎやろ！とにかく来て」
とケラケラ笑う大倉に腕を掴まれるがまま連れて行かれるA。
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まり - 続きが気になりすぎます泣よろしくお願いします (2019年1月1日 10時) (
レス) id: 6294f71dde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：相楽麗
| 作成日時：2017年5月23日 20時
