始末屋さんの甘い誘惑～8UPPERS～ (ページ45)

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「この間、漫画に夢中でガムにお仕置きされたんやろ？せやから、逆ならどういう反応すんねやろうなと思ってな」

といたずらっ子のような笑みを浮かべた。

「もう！すっごい寂しかった！」

とアーセナルの胸をぽかぽか叩く。

その手を掴みぐっと引き寄せると、唇を重ねた。

唇を離すと、シェリーの長い髪を指に絡ませて優しい瞳を向ける。

「今日のアーセナルかっこいい」

と頬を赤く染め、頬を撫でる。

「そうか？シェリーはいつもより子供っぽくて可愛いで？」

「子供っぽいってなんか嫌！」

「ほんなら大人な所見せてみぃや」

とからかわれ、ムッとするシェリー。

じっと無言でアーセナルを見つめたかと思うと、ゆっくり顔を近づける。

反射的に目を閉じるアーセナル。

しかし、感じたのは首筋に柔らかな感触。

シェリーの舌が鎖骨や首筋を這い回る。

時折、アーセナルから吐息が漏れる。

「アーセナル、大好き」

と耳元で囁かれ、耳まで真っ赤になるアーセナル。

「俺も大好きやで」

と口元を手で隠しながらまっすぐシェリーを見つめる。

「どう？大人なシェリーは？」

「まぁまぁやな」

「まぁまぁか…」

「嘘や、ドキドキした」

それから、見つめ合いどちらからともなくキスをした。

___かまってもらうのに必死なシェリー可愛すぎやろ…無視するの大変やったわ…