図書室の地味子さん【剣城京介】 (ページ14)

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(｀・ω・´)ゞ14 ページ14

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「なっ、何やって…！」

「良いじゃないですか、一応女同士だし。

うっわぁ先輩可愛いホント可愛いっ。

このノリでそのマスク取っていいですか？」

「馬鹿」

「あ、マスクの上からちゅーの方が良いんですね！」

「…………」

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A先輩が押し黙った。

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と思ったら、バッと何か振り払った音と共に

「あぁっ！せ、先輩待ってぇー！」というウザい声が聞こえ＿＿＿＿＿＿＿

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「ひゃっ⁉︎」

「うわっ⁉︎」

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＿＿＿＿＿＿＿たと思ったら、

いきなり死角から走ってきていたA先輩とぶつかった。

慌てて先輩を受け止めて、

体勢を変えてなんとか倒れないよう耐える。

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要するに今

先輩を、抱きしめてる状態

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「っ～～～～…‼︎‼︎///」

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せ、せっ、先輩とっ！先輩と密着してっ‼︎近い近いってか先輩細いしなんか良い匂いがしかも意外と背丈あるしなんかもうあぁわああぁああぁぁ((ry

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「あ……つ、剣城君…？

なんでこんなとこに…」

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軽くパニックに陥っている俺をよそに、

顔を上げて不思議そうに言う先輩。

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その約15cmの距離に呼吸すら躊躇われて

やかましく高鳴る心臓の音を聞いていた。

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が、刹那。

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「あっ♪Aせーんぱいっ！みぃーっけ！」

「うわっ…

ご、ごめん剣城君、ちょっとかばって」

「へっ⁉︎えっ、えっ？」

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A先輩と同じように現れた

笑顔いっぱいの霧野(もう呼び捨てでいいや)に

心底嫌そうな顔をした先輩が

俺を盾にするように、俺の背中に回ってこちらの両肩に手を置いた。

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いやさっきもそうだけど近い近い近い近い未だかつて無い距離感‼︎嬉しいけど‼︎←

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すると、目の前の霧………

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……あれ？

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