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#3 黒猫さん―主人公視点― ページ6

「コレ・・・」

「ああ、さっき誰か来て、
 そこの男の子目ェ覚めたら迷わずそこの緊急用ボタン押せって
 ちなみにこのお面もそこの男の子の物何よ」

「・・・・・・そう」

蜜柑さんは壁にあった緊急用ボタンを指差して言った
この黒猫さんのお面、サクラと同じ黒猫さんなのにちっとも似てない

蜜柑さんは今男の子の頬っぺたとか鼻を摘んだり突っついたりして遊んでる
起きた時怒られないのかな・・・・
じゃなくて、僕は他の人間なんてどうでも良い
常に冷静、沈着!!無表情、無感情、無口
それで良い!!他の感情は、いらない!!!

僕は目を閉じてもう一度スゥっと目を開いた

「コレで良し!!」

と、蜜柑さんが何か喋ったその瞬間だった

「うわ!?」

「?」

「五秒で答えろ、答えなかったらこの首燃やす
 お前等、何者だ!!??」

「蜜柑さん・・・・?」

「ふぇ・・・」

男の子が蜜柑さんの首元を掴み押し倒していた
燃やす・・・つまり彼は炎のアリスですか!!
厄介・・・蜜柑さんが無効化のアリスでも持ってない限りこの場は免れない
いったい・・・どうすれば!!!

ガッシャ―ン!!!!

「イッテテ・・・」

けたたましい音を立てて部屋に入って来たのは金髪のこれまた美少年
・・・珍客多くありません??
どうやって入ったんですか??
確か昨日の夜入った部屋は5階・・・
と、その時聞こえて来たワシの鳴き声・・・
成る程・・・

「動物フェロモンのアリスですか・・・(小声)」

「遅かったじゃん、流架」

「イッテテ・・・たっく、誰のせいだと思ってんだよ、棗
 ・・・って、何してんの??」

「起きたらいた、
 喚くだけで正体言わねえ」

「ソイツもアリス??」

「さあ、知んねえ
 兎に角言う事聞かねえし泣かせてやろうかと思ってさ」

「ふぇ!?ウアァァ!!止めてぇ!!
 うあ、痛い!!」

「チクショ、この野郎・・・!!」

苛立った様子で顔を歪める男の子・・・
もう、僕の事何て見えてないですね
でも、可笑しいあの制御具付けてるくらいですし
そうとうなアリスの使い手の筈ですがどうして・・・

「何でアリス使っておd「どうしてアリスを使わないのですか??」・・・え??」

3人が一斉にコチラを見る・・・
あ、口挟まなければ良かった
面倒くさい事になりそうですね・・・

#4 唯一の友達―主人公視点―→←#2 佐倉 蜜柑―主人公視点―


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みそら(プロフ) - 棗!がいいです (2014年9月29日 6時) (レス) id: e6c57cf69a (このIDを非表示/違反報告)
姫胡華(プロフ) - るか22222 (2014年4月9日 13時) (レス) id: 19c650fbc7 (このIDを非表示/違反報告)
小夜(プロフ) - 面白いです!続き楽しみにしてます!落ちは棗がいいです! (2013年11月27日 16時) (レス) id: f088a71634 (このIDを非表示/違反報告)
ミント(プロフ) - 主人公が結構自由な人で面白かったです!更新楽しみしてますので頑張ってください♪ (2013年9月9日 18時) (レス) id: 209bb9d450 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彩夢 黒猫

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