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5限が始まる前は満腹っていうのもあるけど、
一気にだるさが襲いかかる。
「あー次、古典じゃん」
「うー寝るや、私」
「私もー」
もうすぐ5限の授業が始まるっていう時に、
【あの教室に来て】
深澤先輩からメッセージが届いた。
「ごめん！咲！ちょっとトイレ行ってくる」
「お〜〜いってら〜」
ここでなんで嘘をついているのか分からない。
けど、なぜか後ろめたいことが起こることを予測していたのかもしれない。
いつも会う
人気のないこの教室に意を決して
入ると、
いつものあの背中が窓際に見えた。
「お、きたきた」
「なんですか」
「来てくれると思ってなかったわ」
「だって来ないと何が起こるか分からないですから」
「俺って怖いキャラだっけ…笑」
へへっと笑いながら下を向く横顔、
前髪から覗く長い睫毛に
日が照らされてキラキラ見えた。
「あ、そう、それでさ、今日、一緒に帰るからな」
「へ？」
「いいだろ、拒否権なんてねーだろ」
確かに拒否権なんてない。
「分かりました…」
「じゃ、また後でな」
「え？」
「何、まだここに俺と一緒にいたいわけ？」
「いや、違います！！！！そんなわけないじゃないですか！」
「ははっ、じゃな〜」
そうやって手をひらひらして出て行った深澤先輩。
え、これだけのため？に呼ばれたの？？
これならさっきの時に言って貰えば全然いいのに。
って何、これだけじゃ物足りないみたいな感じじゃん。
何どうしたの私。
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みのあん(プロフ) - さっくん担翔太くん担さん» 誰オチかは決まってますが、ネタバレになってしまうのでこの3人の中の誰かとだけお伝えしておきますね、もしこの作品が高評価であれば違うエンドのものも作っていけたらなとは思っています！コメントありがとうございます！！ (2021年4月17日 20時) (
レス) id: 60339789e6 (このIDを非表示/違反報告)
さっくん担翔太くん担 - これって誰オチですか？決まってないのなら無理かもしれませんが、全員の書いて欲しいです！３人とも好きなので！ (2021年4月17日 20時) (レス) id: 89ae3b1374 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みのあん | 作成日時：2021年4月16日 19時
