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「蓮!!あ…これは違うの」
「どう違うのかな?」
昼に見たあの顔とは違って怖い顔つきをしている。
その迫力に怖気付いたのか、そそくさと女の先輩は倉庫から出て行った。
出て行った瞬間、力が抜けて、その場にしゃがみ込む。
「Aちゃん、びちょびちょじゃん、怪我してない?」
一瞬で優しい声になって、自分のブレザーを私に掛けてくれる目黒先輩。
「あ、これ、あの」
「いいの、寒いでしょ、とりあえず羽織っておいて」
「ありがとうございます…」
「とりあえずここ冷え込んでいるから外でよっか」
「はい」
怖かった。
目黒先輩が来なかったら、私はきっと…
「わっ…Aちゃん!!」
歩くのも精一杯な状態で足に上手く力が入らない。
私は、本当の彼女じゃないのに。
なんでこんなこと、やられなきゃいけないの
「ほら、乗って」
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みのあん(プロフ) - さっくん担翔太くん担さん» 誰オチかは決まってますが、ネタバレになってしまうのでこの3人の中の誰かとだけお伝えしておきますね、もしこの作品が高評価であれば違うエンドのものも作っていけたらなとは思っています!コメントありがとうございます!! (2021年4月17日 20時) (レス) id: 60339789e6 (このIDを非表示/違反報告)
さっくん担翔太くん担 - これって誰オチですか?決まってないのなら無理かもしれませんが、全員の書いて欲しいです!3人とも好きなので! (2021年4月17日 20時) (レス) id: 89ae3b1374 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みのあん | 作成日時:2021年4月16日 19時