メンズ5が嫌いな理由【ファイブ】

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(A、A、)


『何？誰？』


真っ白の空間にウチとウチに似た誰か


(私はAの分身っていえばいいのかな？)


『なんでいるの？』


(私のご主人様は貴方。ご主人様には幸せになってほしい)


『それで？』


(だから私はご主人様に変わってご主人様を苦しめたやつらを消してあげようと思って)


『別にいいよ』


(でもあいつらがいなければ貴方はそんな傷負うことは無かったんだよ？)


『でもその人がいなかったらウチはウチじゃなくなる』


(そういえば私、お泊まり会でご主人様にかわって嫌なメンズ5といっしょにいてあげたんだよ！)


『あーなんかそんなこと言ってたな』


『でもさ、君とウチが入れ替わってたとしても何かメリットはあるの？』


(私は貴方がいつのまにか無くしたものを持ってる)


『無くしたものって？』


(怒り、痛み、悲しみ、憎しみ)


『へー...』


(つまり私は貴方のそういう感情から出来てる)


『じゃあさ、それを取り戻すにはどうすればいい？』


(別にいいじゃん！必要になったら私を呼べばいいだけだし)


『なんかめんどい』


(えー)


『帰っていい？』


(帰り方わかるの？)


『勘で』


(ちょっとでいいから入れ替わろう？そのかわり帰り方教えてあげるから)


『ほんとに？』


(うん！)


『じゃ、ちょっとね』


(了解！)


『で、どうやって帰るの？』


(このスイッチを押して)


『わかった』


ﾎﾟﾁｯ


ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ


『これほんとに帰れるの？』


(帰れるよ？...あの世へ。ﾌﾌｯ)


『え？！』




.






.







ドーーーンｯ

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かもめのめんたるです

ドーーーンｯの迫力の無さ！

なにこれ？！

ではまた


かもめのめんたる

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