JUMPくんの病弱短編集３

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有岡side






「すぐ終わるよ？頑張ろ？」

涼介「やだやだやだっ泣 ｸﾞｽﾞｯﾋｸｯ」





侑李「グズってるのだーれだぁー」

「あ、知念。呼ぼうと思ってた笑」

涼介「やらないぃぃ泣 ﾋｯｸｯ」


侑李「今日は順調じゃんって思ってたのに急に泣いてるからびっくりした笑」

「さっきまでめっちゃいい子にしてくれてたのよ。でも俺が検査と注射あるって言っちゃったら、、笑」

侑李「ね、痛いのやだもんね涼介。」

涼介「 ぅ"ん" ｸﾞｽﾞｯ泣」



侑李「(小声)ノロの検査でしょ？もう準備しちゃっていいよ、何とかする笑」



知念さんが何とかしてくれるみたいです笑
まさか無理やり押さえつけてやるつもり、、？

ま、とりあえず準備するか、
手袋と検査キットの綿棒を用意する。





涼介「やだやだやだっ！！しない"！！！泣」

侑李「あ、ちょっと涼介！」


突然処置台から降りて隅っこにしゃがみ込んだ山田。
何されるかわかっちゃったか、、

涼介「やだぁやりたくない"ぃぃ うわぁぁん泣」

侑李「そんなことしてたら大ちゃん困るよ。ここに横になって？」

涼介「ﾌﾘﾌﾘ) やだぁぁ ｸﾞｽﾞｯｸﾞｽﾞ泣」

「一瞬だよ、10秒数えてる間に終わるよ？」

涼介「むり"、だめぇ泣」


侑李「知らないよ？治らなくてもいいの？他の病院行く？」

涼介「 うわぁぁん泣 ﾋｸｯ」
　



ちょっと怒り気味で言ってみても泣くだけ、、
もーどうしたらいいの(苦笑)


「もし感染性だったら他の共演者の方にも迷惑かけてしまうかもしれないんだよ？あと、山田早く治してお仕事したいんじゃない？？」




涼介「、、、ｸﾞｽﾞｯ泣」


山田に仕事のこと使うのはずるいの自分でもわかる、、
でもこうでも言わなきゃやってくれないじゃんね



「ほら、知念も横にいてくれてるんだから一緒に頑張ろ？ここで横になって？」



やらなきゃいけないことはわかってるけど、怖いとか痛いとか恥ずかしいとか色んな理由でやりたくなくて葛藤してるんだろうな、、



しばらく何も言わずに静かに涙を流してる山田

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