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「 お 〜 、どうした ? 」
どんな風に接せればいいのか分からなくて 、いつも通りに接してしまった 。
「 兵頭くんの事 、弄ばないで 、」
「 ... は？ 」
突然言われた言葉に 、思わず強く返してしまった 。
びくり 、と肩を震わせつつ 、同じような言葉をしどろもどろ話すふわふわちゃんはなんだか眩しかった 。
「 Aちゃんは兵頭くんと付き合うの？ 」
「 .. 」
「 付き合うつもりもないのに 、そうやって飲み物買って期待させてるのはAちゃんじゃないの？ 」
「 .. なに 、友達にのみもの買うのも駄目なの？ 」
「 友達なんて沢山いるじゃん 、その中でなんで十座くんを選ぶの ？」
「 たまたまいちごミルクが目に入ったから 、なんて言っても信じてくれないでしょ ? 」
「 当たり前だよ 」
なにも言えなかった 、十座とはなにもなかったような距離感でいることが一番だと勝手に思ってたから 。
そんな風に言われても困るだけだった 。
「 十座は 、友達だから .. 」
「 あんたまだそんな綺麗事言ってるわけ !? 」
叫んだあの子は 、ぜんぜんふわふわじゃなかった 。
私の頬を思い切り叩けば 、目に涙を浮かべてた 。
ああ 、私こんなに真剣に十座の事好きな子に勝ってしまったんだな 、なんて思うと申し訳なさでいっぱいだった 。引っぱたかれた頬は腫れて痛かった 。
「 あ 〜 、戻りにくい 」
テントに戻らず 、倉庫からグランドを眺めていた 。
生ぬるくなったお茶といちごミルクを眺めて 、いちごミルクのキャップに手をつけた 。
喉を伝う甘ったるさが 、なんだかとっても切なくて心地よかった 。
「 あま .. 、 」
「 やっと見つけた 」
「 万里！？ 」
「 お 〜 、ていうかなにその怪我 」
「 ぶつけた 」
「 だせぇ 」
「 うるせぇ」
汗を額に浮かべた万里は 、" 兵頭の所行ったらAいなくてさ 、聞いたらLINEしても返信がない、ってつかねぇの ! " なんて笑った 。
携帯を見れば十座から 、" 大丈夫か？ "の文字 。
「 あ 〜 、ごめん 、つか何しに来たの？ 」
「 太一が来てくれってさ 」
「 あね 、古市さんと伏見さんは？」
「 来てねぇけど臣がでけー弁当作ってきたからAも一緒に食おうぜ 」
「 友達とたべるもん 」
「 そっか 」
次は 、女子200ｍ 〜 、とアナウンスがかかれば 、万里の元を離れて入場門に走っていった 。
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Envy(プロフ) - 待って…この泣き顔で家族の前出られない……最高すぎます！！！ (2018年10月22日 20時) (
レス) id: e34a9a5e9f (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - リカさん» はじめまして、コメントありがとうございます！泣かないでください！（笑）私の理想の男の子像すべて詰め込んだのでそう言ってくださると嬉しいです！これからも頑張りますので応援宜しく御願い致します！ (2018年1月2日 12時) (レス) id: f958d9ffd7 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - わたあめさん» はじめまして、コメントありがとうございます！そう言ってくださると嬉しいです！拙い文章ですが一生懸命に書いたので嬉しいです！こちらこそこんな作品を最後まで読んでいただきありがとうございます！ (2018年1月2日 12時) (レス) id: f958d9ffd7 (このIDを非表示/違反報告)
リカ - とても良い作品でした(泣) 最初万里と付き合ったのかって思っていましたがまさかの十座で嬉しさで泣きかけました←十座も万里も両方イケメンすぎて死にかけました笑 これからも頑張ってください！ (2018年1月1日 22時) (レス) id: 216799462f (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - 感動しました！素敵な作品ありがとうございます！ (2017年9月18日 18時) (レス) id: 4684504991 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩 | 作成日時：2017年7月1日 21時
