げぇむ ページ2
…♣
｢なんでこんなことに…？｣
こんぐらっちゅれいしょん。
持っていたスマホから聞こえた無機質な声。
なに、これ。
びざとかげぇむとか意味わかんないよ。
私はただお姉ちゃんの誕プレを買いに
109に向かってただけなのに…
｢あなた初心者なのに生き残ったのね。やるじゃない｣
そう話しかけてきたのは、
最後にこの会場に来た美人なお姉さんだった。
｢あ、あの。一体なんなんですか？！他の人たちは…？どうしてこんな…｣
｢私もあなたと同じ。気付いたらこの世界にいた。｣
｢…え？｣
パニックになってる私に、お姉さんは
落ち着いた口調でこの世界の状況を説明してくれた。
この世界は時間軸がおかしくて
一斉に人が消えたと思ったが実はみんな
バラバラのタイミングでこの世界にいた。
そして会場となる場所に集められたプレイヤーは
げぇむというものをやらされる。
げぇむではびざが貰え、びざが切れれば死 ぬ。
またげぇむを途中離脱してしまうと死 ぬ。
そして…げぇむに負けてしまうと死 ぬ。
まさかこんな世界になるなんて
誰が予想しただろう。
｢そんな…｣
｢まあ、元の世界に戻りたいなら頑張って生き抜くしかないわ。｣
お姉さんはそう言って歩きだした。
｢あ、あの！お名前聞いてもいいですか？｣
｢名前？……アンよ。｣
｢アン、さん。私はAっていいます！｣
サングラスをかけたままのアンさんは
表情も分からず､なにも反応をせずに歩き出した。
…また会えたらいいな。
プレイヤーは他にあと4人いたのに
生き残ったのは私とアンさんだけ…
こんな世界、ほんとに最悪すぎる。
元の世界に帰りたい…
びざは残り2日。また、げぇむに参加しないと…
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シオリ - ニラギのは少ないのでとても嬉しいので早く続きが見たいです。 (4月27日 21時) (
レス) id: 653f2e7127 (このIDを非表示/違反報告)
おり - とても面白いので続き早く見たいです (3月7日 11時) (レス) id: 5b39725ede (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃんちょめ | 作成日時：2024年2月5日 2時
