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54. ページ5

西山side










宏「先輩、
俺はレイちゃんと仲良くなりたいんです。」


「…ふーん、」


宏「だから飲みに行こうって誘ったんですけど、」


「あ、え?もう誘ったの?」


宏「はい。でも誰誘う?って返ってきて…」


「おぉ、」


宏「安元さんを誘って3人で飲もうかと思ってます。」


「2人で行こうとは言わなかったんだ。」


宏「何となくですけど、彼氏いそうなんですもん。」


「え、こわ。」


宏「失礼ですね。何となくですよ?
プライベートで飲みに行ってくれる時点で
脈アリだと思ったのになぁ。」


「…へぇ。」


宏「レイちゃんは仲良い人、多くないはずなんです。
なのに初対面で連絡先交換してくれて、
飲みに行ってくれるとなれば可能性感じません?」


「安元さんもじゃん。」


宏「あ…」


「あの人も初対面で連絡先交換して
今では2人で飲みに行く仲になってるし。」


宏「安元さんはほら…安元さんだから……」


「安元さんに謝れ笑」


宏「年齢が離れてますし!」


「まぁとにかく3人なら、
レイちゃんも安心するんじゃない?」


宏「でもあの2人が盛り上がったら困りますね。
誰か呼んだ方がバランス良いかな…?」


「俺行こうか?」


宏「んー…だーます呼んだら敵増えるだけだしなぁ、」


「おい無視か。笑」


宏「ははっ笑
先輩はダメです、呼びません。」


「何で。」


宏「俺を応援してくれないんですよね?
呼ぶわけがないじゃないですか。」


「確かに。それはそうだわ。
まぁ俺明日予定あるしな。」


宏「何で言った…?
俺、前は〈狙うは旦那の座〉って言ってましたけど、
それ以上に尊敬する人として仲良くなりたいんで。」


「おぉ、」


宏「だから旦那の座がダメなら友人の座を!」


「そっか。」


宏「…先輩、頑なに応援してくれないですね。」


「応援はしないって言っただろ。」


宏「………彼女いるくせに。」


「っおい!まだ言ってんの、それ!」


宏「この家、前回お邪魔した時から何一つ
物の場所が変わってないんですよ!!」


「えっ、…いや、そんなことねーわ!」


宏「それに冷蔵庫の中!
ほとんど賞味期限切れてるんですよ!
家帰ってないのわかってるんですから!」


「う、っうるせぇえええ!!!!」














江口さんの方がうるさい









.

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ちーちゃ - めちゃくちゃ面白かったので一気読みしてきました。更新を楽しみに待ってます。 (12月2日 17時) (レス) id: 1e39d93cc7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ayay1427 | 作成日時:2023年11月22日 15時

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