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個室の扉を勢い良く開けたのは

宏ちゃんと壮馬くんの2人











宏「っ!」


「おー、」


『久しぶり、宏ちゃん。壮馬くん。』


宏「レイちゃん…、」


壮「レイちゃん!?え!?なんっ、え!?」


安「凄え驚いてんな笑」


壮「江口さんがレイちゃんと結婚ってこと!?
おめでとうございます!うわぁ、まじか!!」


「音量。笑」


宏「おめでとう。」


壮「宏太朗!?なんで落ち着いてんの!」


『言わなくてごめんね。』


安「宏太朗は知ってたの?」


宏「今日、江口さんが事務所で会った時、
レイちゃんの曲歌ってましたから…。」


「…、」


壮「どういうこと?」


安「レイちゃんの曲って…、
別にそれだけじゃわからないだろ。」


宏「この人、例の皆が知らない曲を
前半部分からガッツリ歌ってたんですよ?
そんなの気付きますよ。」


壮「うわ…」


「無意識。」


安「…江口、お前本当にポンコツだな。
とりあえず2人共こっちおいで。早く座りな。」


『あの…、壮馬くん?怒ってる?』


安「そんな見つめんなよ、もう人妻だぞ?笑」


壮「えっ、いや違っ、レイちゃんが!
拓也さんの奥さんなんだなって改めて思って、笑」


宏「…、」


安「宏太朗、そんな顔して…
旦那取られて寂しいか?笑」


宏「あ、そっちは別にいらな…いいです、大丈夫。」


「おい、聞こえてっぞ。」


壮「今日は色々聞いていいんですよね?」


安「江口がレイちゃんをレイちゃんと知らず惚れた、
ポンコツだったってことは聞いたぞ。」


宏「はい?」


壮「…え、まさか。
歌手のレイに似てるなとか思ってたんじゃ、」


安「ご名答だよ、壮馬。」


壮「うわ。そんなことあります?」


『ふふ笑』


宏「ファンとして聞き捨てならない。」


「でも歌手のレイより、レイの方が可愛くない?」


宏「そんな惚気は今求めてないんですよ。」


「えぇー…?」


『ふふ笑
拓也くんも、普段とは違うよね。』


壮「え!詳しく!」


宏「どんな感じ!?」


『えっとね、』


「やめろやめろ!!」


安「ポンコツじゃなくて?笑」


『ふふ笑』


「ちょっ、レイ言わないでよ!?」


『えー?笑』


「レイ!?」


宏「やってられないですね。」


壮「同感。」


宏「いくら江口さんでも、
レイちゃんを泣かせたら許しませんから。」


「おお、任せろ。」


安「幸せそうで何よりだよ。」













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ちーちゃ - めちゃくちゃ面白かったので一気読みしてきました。更新を楽しみに待ってます。 (12月2日 17時) (レス) id: 1e39d93cc7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ayay1427 | 作成日時:2023年11月22日 15時

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