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安「今日ニュースを見て確信した。
でも驚いてないわけじゃないからな!笑」


「察しただろうなとは思いましたよ笑」


安「そりゃあの江口が可愛いって惚気るはずだわ。」


『そうなの?笑』


「まぁ、」


『嬉しい。』


「ん、笑」


安「まぁ俺はレイちゃんが幸せならそれで良いし、
江口の結婚は嬉しい。だからもう全部嬉しい。」


『ふふ笑』


「ありがとうございます。」


安「こんなこと言うのも何だけど、
レイちゃん、今まで以上に綺麗で幸せそうだよ。」


『ありがとうございます。
拓也くんのおかげですね。』


安「…いいな。言われてぇな。」


『えー?笑』


安「結局俺は江口をレイちゃんに会わせてないけど、
どこで知り合ったの?飲み会の時は会えてないよな?」


『飲み会は…、えっと、』


「あー…」


安「え、何?」


「飲み会は目が合っただけというか、笑」


安「どういうこと?」


「あの飲み会より前から知り合いでした、本当は。
ただ俺がレイをレイだと気付いてなくて…」


安「は?」


「似てんなーって思ってたら本物だった、みたいな…」


安「は??」


「飲み会で安元さんにレイだって言われて
気付いたと言うか知ったと言うか、」


安「…、」


「そこで初めて芸能人だったんだって知りました。」


安「ポッ、ポンコツゥゥ…!」


『ははっ笑』


安「じゃあ、あれか?
名前も知らず本人だとも知らずに?」


「まぁ。」


安「でもレイちゃんは?
レイちゃんは江口が声優って知ってたよな?」


「え?」


『駅で会った時ですよね?
安元さんに声優の後輩って言われて知りました。』


「そうなの!?」


『でもその時にはもう好きだったよ。』


「っ、」


安「やられてんじゃないよ。」


『名字だけしか知らない時に好きになったので。
職業どころか年齢とかも知りませんでした。』


安「うっわー…、」


「飲み会で目が合った時の俺は、
世界一マヌケな顔してた気がする。」


『そんな事ないよ笑』


安「ちなみにどこで知り合ったの。」


「barですね。」


安「ぽいわ。江口っぽい。」


「何ですかそれ!笑」


『常連だったのは私が先ですよ笑』


「俺も今じゃ常連。」


『ふふ笑』


安「…何だろ、泣きそう。笑」


「父ですね笑」












安元さんの言葉に2人で笑ったその時


近付いてくる小走りな足音










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ちーちゃ - めちゃくちゃ面白かったので一気読みしてきました。更新を楽しみに待ってます。 (12月2日 17時) (レス) id: 1e39d93cc7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ayay1427 | 作成日時:2023年11月22日 15時

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