アルコール以上の依存性 2

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『明日の夜は空けてあるけど、大丈夫そう？』


「うん、ありがとう。」


『安元さんと飲むの久しぶりだから楽しみ。』


「明後日は午前中で仕事終わりだからデートしよう。」


『いいね、どこ行きたいの？』


「…どこが良いかなぁ。」


『ノープラン。笑』


「だって会社が急に休みくれたんだもん笑
それにどこに行くにしても
レイがいるならそれで良いかなって思えてきちゃう…」


『ふふ笑』


「じゃあレイはどこ行きたい？」


『…』


「レイも無いじゃんか笑」


『いきなり言われると…。』


「だよね。」


『拓也くん絶対目立つもん、
人が少なくて静かなところに行こ？』


「人が少なくて静かなとこ……、家？」


『ちょっとー笑』


「お家デートも立派なデート！」


『そうだけど！変わんないじゃん笑』


「他にあるかな、行ったことないところが良い……」


『じゃあどこか遠出して1泊とか？』


「っ凄い良い！車出すよ！」


『え？拓也くんが運転するの？』


「…なに。嫌なの。」


『生命保険入ってない。』


「おい失礼すぎるだろ。
いや待て、そのセリフ覚えがあるぞ。」


『動画では生命保険入ってるか聞いてたよ。』


「また変なの見たな。」


『変なのって言うけど、
江口さんが出てる動画だからね？笑』


「毎回その中でも変なのばっかり見るじゃん…」


『闇のUNOを超える動画をまだ見つけられてない。』


「それだよ、変な動画。
むしろ変な動画の代表格だわ。」


『いつか江口拓也の名前、
最後まで全部言えるように頑張ろうね。』


「あれは俺の頑張りが足りないんじゃないから！
いつも江口で切られてるのは、
花江夏樹って奴が全部悪いんだからね！？」


『ふふ笑』


「信じてないな？」
















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