アルコール以上の依存性 2

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斉藤side





　


壮「最近拓也さん、朝までエピソード減りましたね。」


「何だそれは笑」


安「そんな事ないぞ？
一昨日も朝方5時まで飲んでたし。」


壮「え、騙された。」


「騙してない笑」


安「…彼女怒らないの？」


「怒りはしないですよ、ちゃんと連絡してますし。」


安「優しいな、」


「あーでも、1人で飲み歩くのは無くなりました。」


壮「おお。」


「仕事終わりに飲みに行くことはありますけど、
それ以外だと家に帰るようになりました。」


安「おぉ、落ち着いてる笑」


「さすがにそこは笑」


壮「彼女できると変わるもんですね。」


「1人で飲み歩くなら彼女と飲みたい。」


安「…」


壮「…」


「え？」


安「誰だお前。」


壮「本当に拓也さん？」


「正真正銘、江口拓也だわ。」


安「彼女も飲めるんだ。」


「そうですね、そこそこ飲みます。」


壮「酒豪の相手は酒豪か。」


安「飲める子は良いね。」


「紹介した時、飲みましょう。」


壮「俺にも紹介してくださいよ！？」


「わかってるよ。」


壮「早く知りたいんですけど、結婚相手。
もうすぐ結婚って言ってから半年以上経ちますよ！？
いつ結婚するんですか！」


「いい質問だなー、壮馬。」


壮「何ですかその言い方。」


安「お、まさか？」


「ふふふ笑」


安「…？」


壮「…………って、言わんのかい。」


安「今の宏ちゃんだったらキレてる。
言えよって絶対言ってる。」


「確かに笑
楽しみにしててください。」


安「正直、結婚することより嫁に興味ある。」


「可愛いですよ。」


壮「ニヤニヤして気持ち悪いですよ、拓也さん。」


「うるさい。」
















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