75. ページ26
江口side
安「ガチ勢慰めようとしたけど葬式並みの暗さ。」
「…」
安「慰め、だから。」
「俺には荷が重いです。」
安「フォローできる人いなかったんだよ。」
「…。」
空気が重い中お酒も入り
少しずつ口数が増えていく
宏「インライのメッセージが最後だなんてっ！」
花「あと3回だよ、テレビでレイちゃん見れるの。」
宏「認めたくない…」
安「俺も見たよ、ファンがあげてた動画だけど。」
増「リアタイはなかなか無理ですよ。」
安「だよな。」
宏「俺リアタイで見ました。」
花「え、3時に起きてたの？」
安「奇跡だろそれ笑」
宏「たまたま地方にいたんだけど、
飲み終えてちょうど寝る直前だったの。」
花「最初から見れた？曲聴けた？」
宏「最初の部分は聴けてない。先輩聴けました？」
「俺朝起きてからファンが上げてる動画見た。」
増「あれ誰が聴けたんでしょうね…
レイちゃんアーカイブ残して無いし、
ファンがたまたま録画した動画も途中からだし…」
花「録画してる人でもサビ前の部分無かったよね、」
増「聴けた人羨ましすぎるけどな…」
安「俺結構SNSとか探したけど、
聴けてる人いなかったよ。」
「殆どの人が翌朝話題になってるの気付いて、
SNSとか漁って動画見ましたよね笑」
安「リアタイできただけ凄いよ宏太朗。」
宏「…あの曲、絶対リリースされませんよね。」
増「俺も思った。」
花「既に幻の曲として認識されてるよね、
事務所からも何も触れられてないし。」
宏「なんかあの動画見たけど、
本人には聞ける空気じゃないです。」
花「レイちゃんの作詞作曲なのかな、」
増「尚更レアだよね。」
「花江君が全く酔ってないのが逆に怖い。」
花「酔えない。本当に酔えない。」
「いや、酔って欲しいわけじゃないから。」
花「でも口は寂しい、」
「やめろ。ここに観葉植物は無い。落ち着け。」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 181人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちーちゃ - めちゃくちゃ面白かったので一気読みしてきました。更新を楽しみに待ってます。 (12月2日 17時) (
レス) id: 1e39d93cc7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ayay1427 | 作成日時：2023年11月22日 15時
