アルコール以上の依存性 2

74. ページ25

安元side








予想はしていたが








安「おはよう。予想以上だな。」


梅「おはようございます。」


宏「やずもぉどざぁん…」


安「なんだって？笑」


宏「うぅ…」


安「おおぉ、よしよーし、落ち着けー？」


梅「来ただけえらいよ、」


安「梅ちゃんが優しい…」


梅「ここまでヤバいとさすがに…」


安「とりあえず宏太朗、
あと20分で始まるから切り替えろ？
今日は30分程で終わるだろ。終わったら話聞くから。」


宏「ぢぢ…」


梅「は？笑」


安「父って言いたかったんだろ、良いよ何でも。」


梅「とりあえずその汚…その顔拭けよ。」


安「いやそれはもう言っちゃってんのよ。
そこまで言ったのなら言い切りなさいよ。」


宏「すみまぜん…」


梅「ほら、ティッシュ。」


宏「ありがと…、」


梅「本人から連絡来てたんですか？」


安「来てたよ、また落ち着いたらご飯行く。」


梅「…前に会った時もオーラが普通じゃなかったし、
改めて日本のニュースになってるのを見ると
やっぱり凄い人なんだなって思いますね。」


安「女性の歌手って言われて
世代問わず絶対名前出てくるぐらいだからな。
しかもソロの歌手で。」


梅「あんなに人気なのに、
こんな潔く決断できるものなんですかね…」


安「別格の地位に居続ける事が
どれだけ大変かは経験した人しかわからないけど、
あの地位だからこそ潔く決断したのかもね。」


梅「理由、…公表されてませんよね。」


安「そうだな、
ニュース一通り見たけど触れられてなかった。」


宏「レイちゃん…」


安「宏太朗、レイちゃんから連絡来てないか？
俺のところには連絡あったぞ。」


宏「えっ！」


梅「全力だな、西山。
なんか…良いな、そういうの。」


安「ここまで好きになれるって凄いよな、笑」


宏「っ安元さん！連絡来てます！！
ご飯行こうねって！」


安「おぉ、良かったな。
今日はこのあと頑張って、終わったら飲み行こう。」


宏「はいっ！」


安「梅ちゃんも来る？」


梅「すみません、今日予定あるんでまた今度…」


宏「っ俺を慰めろよぉー！」


梅「元気じゃねーか。旦那呼べよ。」


安「旦那にはもう連絡した。」


梅「さすがです。」













.

75.→←73.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す