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69. ページ20

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深夜3時



わざとこの時間を選んでインスタライブを始めた









どれぐらいの人が来てくれるかわからないけど

少しでも人が増えるまで



江口さんに完成したことを言ってない

例の曲を歌って待っていようか





ギターをゆっくり弾いて



可愛い彼に安心して眠ってほしいと頭を撫でた

あの時を思い出しながら











『♪〜…











ものの数分で視聴者数が増えていく
コメントが驚きの声で溢れる

ちょうど歌が終わり
画面を見ると良い頃合い








『……、


こんばんは。
こんな時間なのにありがとうございます。
すごい…コメント速いですね。』





"急にどうして?"


『…皆さんに、会いたくて。』








思った以上に声に感情が乗ってしまい
しまったと思った時にはもう遅い








"レイちゃん、泣きそう?"
"レイどうしたの無理しないで"
"泣かないで"



『大丈夫ですよー笑』








違う話に切り替えて
空気を変えようか








『あ、皆さん新曲はどうでしたか?

沢山の方々がLIVEに来てくださって嬉しかったです。
ありがとうございました。』






"最高だった!"
"LIVE楽しかった!"
"もっともっと好きになった!"
"新曲もう何回も聴いてるよ"
"MVのレイ可愛かった"
"新曲感動した"
"またLIVE行きたいです!"











次々と流れていく沢山の温かい言葉に

泣きそうになる








『………ふふ笑
みんな優しいね、ありがとうございます。』



















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ちーちゃ - めちゃくちゃ面白かったので一気読みしてきました。更新を楽しみに待ってます。 (12月2日 17時) (レス) id: 1e39d93cc7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ayay1427 | 作成日時:2023年11月22日 15時

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