アルコール以上の依存性 2

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安元side









叫ぶ壮馬にしょうがないなぁと言いながら
スマホを取り出す宏太朗








宏「だーますには個人的に連絡行ってるだろうし…
壮馬も一緒に来る？レイちゃんに聞いてみようか、」


壮「いいの！？」


宏「壮馬1人なら大丈夫かもしれない…
あ、待って。先輩行きますか？」


「ん？俺？」


宏「先輩も最近レイの曲を好きになって、
よく聴いてるじゃないですか。行きたいなら…」


安「それなら江口の分は俺が聞くよ。」


宏「本当ですか？」


「いや、大丈夫。」


安「江口、なんだかんだ会ってないだろ。
忙しいのはわかるけど、半日ぐらいダメか？」


「本当に大丈夫です、多分俺もLIVE行くので。」


宏「はっ！彼女だ！彼女と行くんだ！」


壮「あ！そうですよ！彼女！」


安「江口…、笑」


宏「黙ってるってことは…っ！
彼女いるの、認めるんですね！？」


「あー…うん、認める。」


宏「っ！」


安「おぉ、笑」


壮「彼女と行くんですか！」


「んー、大体そんな感じ。」


宏「誰なんですか。」


「教えない。」


宏「何で！」


「タイミングが来たら、紹介するね。」


安「へぇ。」


壮「いつですかそれ、」


「…もうすぐ？」


宏「…え、何ですかその顔。
江口さん、もしかして結婚するんですか？」


「当たり前じゃん。」


壮「えぇ！？」


宏「嘘でしょ！？」


安「あの江口が。笑」


宏「想像つかない…」


「おいおい。」


壮「あれですか、やっぱり宏太朗みたいな…？」


「全然違うわ、笑」


宏「俺の扱い酷くない？良いところもあるよ俺。」


壮「泣くなよ、宏太朗。」


宏「泣かないよ！？」


「ごめんな、」


宏「だから泣かないっですって！笑」














江口よ

そんな幸せそうな顔したら
こいつらの餌食だぞ、笑









安「ちゃんと紹介してくれよ、」


「1番に紹介しに行きますよ。」


安「言ったな？笑」


「はい、笑」










宏「江口さん、誰なのか教えて下さいよ！」


壮「さぁ！勿体ぶらずに！」


「うるさいな、
時期が来たら紹介するって言ったろ。」


宏「今教えてほしいんですよ！」


壮「誰にも言いませんから！」


「しつこいなー！」


安「あんまり揶揄うと紹介してもらえなくなるぞー。」


壮「宏太朗、
早くレイさんに俺も行けないか聞いてよ。」


宏「待ってよ、今聞くから。」


「安元さんの言うことは聞くのかよ！！！」












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