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仕事の合間に昼寝って最高じゃない？
絶対ベッドの方が良いのに
部屋のソファで昼寝する時は別格の気持ち良さだわ
「今何時だ…」
スマホを確認すると2時間経過していて
次の収録まであと40分ほど
余裕じゃん
そろそろ行こうかな
「っまじか、笑」
お茶を持って行こうと冷蔵庫を開けると
見覚えのあるカフェラテが入ってる
思わず口元が緩んだ
てか俺のお茶は？
もしかして持ってった？
「俺のお茶が無くなってて、代わりにカフェラテ…」
ってことはつまり貰って良いよな？
カフェラテも
たまには良いよね
「甘っ…」
先週駅で会って以来
まだ仕事関係では見かけてなかったけど
そろそろ会えそうだな
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___
収録を終えて周りに挨拶をしたら
壮馬と一緒に部屋を出る
壮「先輩、今日はどこ行きますか！」
「…最近、俺は壮馬が怖い。」
壮「こんな可愛い後輩捕まえて酷いですね。」
「この作品の収録が夕方になってから、
終わるたびに飲みに連れてけって言うじゃん！」
壮「で。どこにします？」
「聞けよ。」
壮「先輩、行きたいお店ありますか？」
「えー…、酒あるとこ。」
壮「そこじゃないです。何食べたいですか！」
「なんでも良いよ、壮馬は？」
壮「待ってください、悩んでます。」
「じゃあ出口着くまでに決めてー。」
壮「んー…」
明日は昼からだし
いつもより飲んでも大丈夫だな
なんて呑気に考えながら
エレベーターを待っていると
急に壮馬が俺の腕を掴んだ
「！」
壮「江口さん、江口さんっ！」
「なに、」
壮「あれ！」
壮馬が促す方向に振り向くと
スマホと睨めっこしてる成瀬さんがいた
「うわー…」
ここで会う？
このタイミングで？
壮「成瀬さんですよね！？」
「だね…」
壮「声かけますか！？」
「なんで？」
壮「なんでって…」
「飲みに行くんだろ、早く行こ。」
壮「でも！」
「スマホと睨めっこしてるんだから今じゃないって。」
壮「そんなぁ…」
俺はまだ飲みに行けてないんだから
「君には早い。許さんよ。」
壮「何がです？」
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作者名：ayay1427 | 作成日時：2024年2月21日 14時
