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木「江口、昨日飲んだ時の忘れ物。」
「あっ、すみません。
ありがとうございます。」
木「酔ったらアクセサリー外す癖直せよ笑」
「はい…笑」
木「そもそも色んな物失くしすぎな。」
「この前は帽子失くしました。」
木「やベーよ。」
確かにやばい自覚はある
気づいたら手元になくて
店出る時にはもうどこにも見当たらない
お酒は強い方なのにな
木「…あんまフラフラと遊んでんなよ。」
「え、」
木「誰でもいいみたいなことして、」
「…」
木「男だから気持ちはわかるけど、
いつか自分の首絞めることになるぞ。」
「…はい、」
わかってる
どの女の子にも良い顔してのらりくらり
一線を引いて関係だけ持って
必要以上に踏み込んでこようとする人には
面倒だと切り捨てる
良い事だなんて思ってないけど
木「まぁほどほどにな。」
「はい。……良平さん、」
木「なに？」
「今日飲みに行きたいです。」
木「本当に俺の話聞いてた？」
「サシでですよ。」
木「えぇー…？今日ー……？」
「良平さんと飲みたいです。…ダメですか？」
木「まぁ、行ってやっても良いけど。」
「チョロいっ！笑」
木「おい、こら。奢らねーぞ。」
ブレスレットとか付けて来んなよ！と
叫ぶ良平さんを見送りラジオ収録へと足を運んだ
ラジオのスタジオに近づくと見知った顔が増える
神谷さんや小野さん
浪川さんに森久保さん
早見さんや悠木さん
沢山の人とすれ違っては挨拶をして現場へ向かう
収録現場でマネージャーに連絡事項を確認
明後日から始まる新しい現場もある
マネ「あ、斉藤壮馬さんも明後日の収録一緒です。」
「そうなんですか。」
マネ「江口さんに会えるって喜んでましたよ。」
「おお、嬉しいですね笑」
壮馬も復活したんだな
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作者名：ayay1427 | 作成日時：2024年2月21日 14時
