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マネ「江口さん、これ次の台本です。」
「ありがとうございます。」
マネ「明日のオーディション頑張って下さい。」
「はい。」
台本を受け取って
そのまま次の現場へ向かう
事務所に来てすぐに部屋で仮眠を取ったので
かなりスッキリしている
岡「江口くん？」
「信彦さん、」
岡「早いね。」
「信彦さんこそ。」
なんか良いの持ってる…
「それ、期間限定のやつですか？」
岡「そう！さっき店の前通ったらチョコだったし、
思わず並んで買っちゃったんだよね〜。」
「良いっすね。」
岡「うん、美味しいよ。」
期間限定…
信彦さんは気にしてるだろうか
壮馬が事務所で成瀬さんを見たって言ってたけど
結局あれから1度も彼女を目撃した話は聞かない
可愛い後輩も出来て
好きなラジオも始まった
イベントやLIVEの仕事も増えてきた
俺の環境はこんなにも変わったのに
岡「そういえば聞いた？成瀬さんの話。」
「んぇ！？」
岡「びっくりした、
江口くんそんな大きな声出るんだ笑」
「っすみません、」
岡「…復活したらしいよ。現場で見た人いるって。」
「そうなんですか、」
岡「俺と江口くんが知らないんだもん、
その噂正直ちょっと疑ってたんだけど…」
「…」
岡「宮野さんが見たって。」
「宮野さんが…。
共演経験ある人なので本人で間違いないですね。」
岡「俺まだ会えてないけどね。」
「…そのうち会えますよ、」
岡「だね。」
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作者名：ayay1427 | 作成日時：2024年2月21日 14時
