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05. ページ6

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「レイー、」


『なにー?』


「スウェット置いてたよね?」


『あぁそれなら、いつものところ。』


「あ、あった。ありがとう。」








乾かした髪をふわふわさせて
ラフな服に着替えて出てきた拓也


ソファでスマホを触り出す








『ねぇ、』


「んー、待って。」


『拓也、』


「もうちょっと、」


『…』


「…」


『ねぇ、早く構って…』


「っ、」









なんて

柄にも無く甘えた声



冗談半分で言ってみたら
若干の反応を見せる










『拓也?』


やっとこっちを向く






「からかってんの?」







無愛想ながらにちょっと照れてる

可愛い






『本気って言ったら?』


「キスじゃ止まんないだけ。」









手を止めて
艶っぽく私を見つめる






『それなら遠慮しとく。』















私はもうこの関係をやめたいのに



まだ踏み出せずにいる








.

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作者名:ayay1427 | 作成日時:2023年12月31日 14時

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