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梅ちゃんが交際申込中なのは聞いてないよ
レイは何も言わないし
梅ちゃんの発言にも全く動揺してない
どうして断らないのかは後で聞くとして
レイの気持ちは疑ってないし心配なんてしてないけど
空気を変えたくてデザートを頼む
ちなみにチーズケーキがあることを伝えた時の
嬉しそうな表情はめちゃくちゃ可愛かった
「ん、」
『ありがとうございます。』
壮「ちょっと拓也さん!
彼女いるのに深山さんに優しくしてアピールですか!」
『っ!』
「何、いきなり…笑」
八「過剰反応しすぎじゃないですか?笑」
梅「さっきもチーズケーキすすめてましたもんね。」
「変なこと言うなよ笑」
壮「そもそも彼女いるのに
深山さんの隣座ってずるいですよ!」
「2人が深山さんの隣座るより良いだろ?」
壮「俺のアピールタイムが…っ!」
八「それ本人の前で言うこと?笑」
梅「その本人はあんまり聞いてなさそうだけど。」
『え?あ、美味しいよ?』
梅「あぁそう笑」
『梅原も早く食べて。』
梅「うん。
……砂糖だけで良いの?ミルクはいらない?」
『大丈夫。』
梅「あぁ、微糖派だったね。」
『そうだよ笑』
壮「イチャイチャしないで貰っても?」
八「…江口さんが深山さんに砂糖だけ渡したのは
ミルクは要らないって知ってたからですか?」
「んー?ミルクは俺が欲しかったから、だよ。」
壮「珍しい。普段ブラック飲んでるのに…、」
「たまにはね、」
梅「ふーん。
でも江口さんより俺の方が脈アリじゃない?」
『え?』
「は?」
壮「どういうこと!」
梅「俺のことかっこいいって言ってくれたじゃん、」
『うそ…、そんなこと言った?』
梅「言った。お昼食べた後に、
一緒にカフェに行ってコーヒー買ってくれた時。」
『…………あ。』
梅「思い出した?笑
かっこいいと思ってくれてるなら可能性あるなって。」
『ははっ笑』
おい待て
何でや
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作者名:ayay1427 | 作成日時:2023年12月31日 14時