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木「あっちだって今の時間、
誰かとご飯食べてるかもしれないしな。」





良平さんの言葉に思わず
あのレイが?と言いかけて飲み込む






「そう、ですけど。」


木「合鍵あるなら直接行けば良いのに、」


「彼女からまだ合鍵貰ってないです、」


木「え!?」


「作るから待って、って言われてます。」


木「あぁそういうことか。」










まぁその話も結構時間経ってんだけど

言われたことは本当だし
俺の家の合鍵を使われてない以上

こっちから催促なんて出来ないし


考えたら全部悪い方向にしかいかないから
違う話に切り替える








「良平さん、何食べますか?」


木「そうだな、結構…あ、深山さん。」






建物を出るとレイがいて
その少し後ろに梅ちゃんがいた








『…木村さんと江口さん。』


「梅ちゃんもいる。」


梅「お疲れ様です。」


木「2人仲良いの意外だな。」


『偶然そこで会っただけですよ。』









これからお昼ご飯を食べに行く俺達と
反対側から歩いてきたレイと梅ちゃん


距離が近い感じはないし
良平さんと同じく意外な組み合わせと思いつつも

適度な距離感が欲しい者同士
昨日共演すると言っていただけに納得をする











木「2人ともお昼ご飯食べた?」


『もう食べちゃいました、すみません。』


「…梅ちゃんも?」


梅「はい。」









タイミングが悪かっただけのこと
しょうがないねまた今度と笑ってわかれる

良平さんがお店を調べながら歩き出した時
後ろから聞こえた会話










梅「コーヒーぐらい買ってから来たら良かったかも。」


『言われたら飲みたくなる。』


梅「コーヒーはブラック派?」


『微糖派。』


梅「ブラック派っぽいのに。」


『勝手なイメージ笑』










思わず振り返って2人を見る


今日会ったばかりのはずなのに
あの2人がそんな会話をする

面白くない








スマホに届くメッセージ

【今日は大学の頃の友達が家に泊まりに来るからダメ】
















あぁ本当に



全然面白くない









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作者名:ayay1427 | 作成日時:2023年12月31日 14時

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