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木村良平「江口、さっきから何なのその顔。」


「え。」


木「ずっと眉間に皺寄せてる。」


「…無意識です、」


木「なに、例の彼女?」


「まぁ、」








誰なのかは伝えていないが
俺の態度で彼女がいることはとっくにバレている








木「超ドライの彼女だっけ?笑」


「超じゃないっす。
ちょっとドライなだけで…、」


木「じゃあ直近で会ったのはいつ?」


「昨日!、昨日会いましたから!」


木「じゃあその前は?」


「〜っ1週間ちょっと前です…」


木「彼女からの連絡で?それとも江口から?」


「俺から…」


木「やっぱり超ドライだろ!笑」


「はぁ…」


木「彼女から会いたいとか電話したいとか無いの?」


「1度も無いです…」


木「一応確認するけど、彼女だよな?」


「彼女ですよ!!」


木「そんな女の子いるんだな。」


「俺もどうしたら良いかわかんないんです…」


木「でも彼女なりに応えてくれてるなら
江口が眉間に皺寄せる必要ないじゃん。」


「もっと一緒にいたいとか、好きとか、
言ってくれでも良いじゃん…なんて。」


木「はははっ笑」


「真剣に悩んでるんですけど!?」


木「ドライ彼女がデレる時はいつだろうなー。」


「くっ…」









そんなのレア中のレア

今まで数えるほどしか無い











木「今度はニヤニヤすんのかよ。忙しい奴だな笑」


「えっ、」


木「何思い出してんのか知らないけど、
デレてくれないならデレてくれるまで会いに行けば?」


「〜っその会いに行く連絡に返事が来ないんですよ!」


木「振り回されてる笑」


「ああああっもう、!」


木「まだお昼だし、気長に返事待てば良いじゃん。」







わかってる

いつも俺が待ってる立場だから








「……良平さん、
一緒にお昼ご飯食べに行きませんか。」


木「はいはい、笑」
















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作者名:ayay1427 | 作成日時:2023年12月31日 14時

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