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江口side
『ラーメン食べるー?』
「食べる!」
『江口さんにカレー
作ってもらおうと思ったのに材料なかった…』
「いやいや、
こんな時間にカレーを作る奴がどこにいる。」
『江口さんのカレー食べたかったなぁ…』
「…また今度ね。」
『江口さんが作るカレーが1番好きなのになぁ…』
「わかったよ!明日帰ったら作るよ!」
『あ、明日は大丈夫。
明日帰ってくるの23時だから…』
「なんなの?」
『ふふ笑』
毎晩誰かと飲み歩いてた俺が
葵さんが多忙な時は特に
心配もあって家に帰ってくるようになった
本人は多分気付いてないけど
仕事の合間で数時間もあれば
一旦家に帰って1時間でも仮眠するのだが
葵さんが歌いながら家事をしてる横で仮眠したら
深く眠りすぎて寝坊しかけたから要注意
でも葵さんに抱き着いて寝るのが
1番落ち着くので最近は絶対一緒に寝ている
飲んで酔って帰って来た時
葵さんの前で陽気に歌うとハモってくれる
それが凄い上手いから更に楽しくなっちゃう
何でも買い与えたいと思って色々買って渡すから
買いすぎだと怒られるけどその怒った顔が可愛くて
また買って来ての繰り返し
俺が生きていく上で
葵さんが居ないともうダメなんだ
先輩や後輩が家に来るから
俺の家に同棲するのは難しくて
既に葵さんの家にほぼ住んでる状態
正直この葵さんの家も
俺が家賃を払って俺のものを置いて
2人の家にするって勝手に計画してるし
全部俺でいっぱいになればいい
俺だけの世界で好きなことだけして
幸せに生きて欲しいと思ってる
嫌がってももう俺から逃げられないって
気付かない葵さんはかなり鈍いね
.
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作者名:ayay1427 | 作成日時:2023年10月21日 14時