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安元side
飲み物を準備してくれた江口が
既に酔い潰れてる先輩の介抱をしている
その光景を横目に俺はまだ
レイちゃんへ連絡するか迷っていた
『失礼します。遅れてすみません。』
よく通る綺麗な声
安「レイちゃん!」
『安元さん!』
安「良かった、連絡するか迷ってた笑」
『ごめんなさい、思ったより渋滞で。』
皆一時停止したように俺達を見つめる中
先陣を切ったのはこの男
花江夏樹「え?え?ええええ!?
あの!俺花江夏樹って言います!
会えるなんて!よろしくお願いします!」
『っ!よろしくお願いします、笑』
自己紹介しながら走って近寄ってくる勢いに
圧倒されてるレイちゃん
うわぁ良い匂いしますね!って
酔ってるとしても
それはアウトだよ花江夏樹
慌てて距離を取らせようと花江くんを引っ張ると
それより早くレイちゃんの肩を掴んで引き寄せた人
レイちゃんのマネージャー
湊「大丈夫か。」
『あ、うん。ありがとう。』
安「すみません。注意します。」
湊「いえ、」
初めて会った時にも感じたけど
この2人ってそういうこと?
この様子を見てた主要キャスト陣が
慌てたように駆け寄ってきて順に挨拶していく
鬼頭明里「あのっ!あの、…っあの!」
松岡禎丞「落ち着こう。」
『鬼頭明里さんと松岡禎丞さんですよね。
初めまして、レイです。』
鬼「っ!」
松「知ってるんですか。」
『他に出演されているアニメも拝見しています笑』
増「レイさん、」
『増田さん、お久しぶりです。
お会いするのは2回目ですね。』
増「会えて嬉しいです。」
安「ちょっとストップ!
とりあえず座ろうよ。な?」
普段TVで見る濃いメイクと派手な衣装では無く
プライベートな装いのレイちゃん
皆は興味津々なようで
次から次へと近寄ってくる
.
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作者名:ayay1427 | 作成日時:2023年10月21日 14時