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江口side
「葵さんも。」
『ふふ笑』
はーいって言いながら
笑う葵さん
可愛い
「葵さん、この前は酔い過ぎて迷惑かけてごめん。
一方的に喋ったのに話聞いてくれてありがとう。」
『何で謝るのー笑
面白かったよ。』
「え?面白い?何話したの俺…」
『私からはちょっと…言えない……』
「え!?」
『ははっ笑』
「絶対嘘じゃん!
大した話じゃなかったんでしょ!」
『面白かったのは本当だよ笑』
優しいな
気が付けば飽きることなく
ずっと緩く会話が続き
お酒を飲みながらカレーを待つ
普段そんなに喋る方じゃないのに
気付いたら俺の方がいっぱい喋ってるし
どんなにしょうもない話でも
リアクションを返してくれるからかな
「そうだ、俺が寝ちゃう直前に歌ってた曲、
何て曲だったの?」
『んー…、ん?笑』
「ちょっとぉ…何それっていう顔するのやめてよ笑」
『ふふ笑』
蓮「カレー出来ましたよー。」
「蓮くん!?」
目の前に置かれた
湯気が立ち上る美味しそうなカレー
タイミング
絶対狙ったじゃん
『美味しい!江口さんも美味しい?』
「待て待て、まだ食ってない。」
『早く食べて。かなり辛いよ。』
蓮「葵さん、食べられる辛さでしょう?」
『ギリギリを攻めたのは伝わってる笑』
「うわっ美味い!」
蓮「ありがとうございます。」
レシピを教えてほしい
俺が作るのと何が違うんだろ
.
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作者名:ayay1427 | 作成日時:2023年10月21日 14時