STORY35《タイミング》 ページ5
まーくんは俺にあの事件の全貌を丁寧に話してくれた。
雅紀「……まず…一番に気になってることは潤くんを殺した犯人だよね？」
和「うん。」
雅紀「……犯人は、」
ゴクリと唾を飲んだ。
やっと犯人が分かるんだと…
ずっと俺の中では此処の二年迷宮入りだった犯人がまーくんを通して分かるんだとドキドキしていた
その時だったまーくんのケータイから着信音が鳴ったのは…
雅紀「ごめん。ちょっとまってて」
タイミング良すぎ……
まーくんが電話の相手をしている時こっそり話を盗み聞きしていると
単語しか聞き取れなかったけれども
大ちゃん。和くん。分かった。
その三単語だけは聞き取れた。
相手は智さんかなー。えっもしかして俺がまーくんの家に来たことバレた?
どうしよ。今はどうしても智さんに会いたくない
肩を震わせてソファーの上で体育座りをしていた。
それに気がついたのだろう電話を終えたまーくんが肩に手を置いて微笑んでいた。
和「……まーくんの家に来たことバレたの?」
雅紀「家に来てるか?って聞かれたけれど嘘ついた。」
和「ありがとう。。」
雅紀「…いえいえ」
夜中なのにやたらテンション高いような
まぁいつもこんなもんか相葉雅紀って奴は
なんて思ってさっきの話に戻ろうとまーくんに話しかけた
和「あの、それであの事件の犯人の事なんだけど」
少しの間が空いてまーくんが
雅紀「………和くん。今日は寝よ?」
と話を交わされたから少し怪しいとこの時から
俺は思いはじめたんだ。
まーくん。智さん。翔さんは何かを隠している。
そうあの事件の犯人の事をだ
多分まーくんは、さっきの智さんの電話で何かを言われて俺に言えなくなったのだろう
要するに脅されているのだと確信した
和「…まーくん。智さんに何か吹き込まれた?」
そう聞くと嘘をあんまりつけない正直者のところが出たのかものすごく慌てた様子で
雅紀「えっ。ベッ別に何も吹き込まれてないよ?」
と早口で話してキッチンにマグカップを置きに行ってしまった。
一体何んで隠したいんだよ。
俺が思い出すまで言わないつもりかあの三人イヤ一人は脅されてるから2人。
まーくんのベッドを貸してもらっても全然寝れなくて
そのまま寝ずに夜が更けていった。
太陽の光が差し掛かり少し眩しいと思っていた矢先。
俺の頭の中でまたフラッシュバックが始まった
STORY36《絆と裏切り� 妁�←STORY34《犯人は誰だ？》
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 65人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
櫻井aia(プロフ) - ウオタミ&にのらぶさん» わぁ〜！そう言っていただけるととても嬉しく光栄に思います。ありがとうございます。はい。これからどんどん更新していこうと思っているのでよろしくお願いします(_ _*) (2017年12月21日 19時) (
レス) id: 682a610d3e (このIDを非表示/違反報告)
ウオタミ&にのらぶ - この小説大好きです！更新頑張ってください！待ってます。 (2017年12月21日 19時) (レス) id: 95f4d8affe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：櫻井aia | 作成日時：2016年11月13日 19時
