STORY70〈ホームルーム〉 ページ42
1時間目、2時間目、3時間目と授業を受けて4時間目のホームルームが始まった。
学級委員長であるりょーちゃんは教卓に居る。
「じゃあ、文化祭の出し物と舞台発表を会議しようか」
「ハイハイ」
まだ挙手とも言っていないのにナオが手を上げる
「…何？まだ意見言う時間じゃないんだけど」
「あははは」
クラス全員に笑われているナオ
「なんだよー！俺は意見言いたいんだ〜！」
「ハイハイ。馬鹿は置いといて…今から出し物の意見ある人いますか？」
次々に出し物でやりたいものが出てくる
定番のお化け屋敷はもちろん、変わり種な休憩室何かもあった
「定番すぎて笑えるぜ」
「は？じゃあ馬鹿ナオは何をやりたいんですか？」
「断然、ホスト」
「ハイ却下」
すぐに却下されて不貞腐れるナオ
それを見てくすくす笑う健翔くん
「けっ、健翔〜！笑うな！お前こそなんかねぇよかよ」
「…俺？んーそうだな。普通に面白そうなのはさっき出たホラー喫茶じゃない？」
「それ俺もいいなって思った」
まさかの健翔くんと同意見だった俺
「だよね！中々面白そう」
「私もそれ思った。」
「定番をいいとこ取りだよね」
健翔くんの一言でクラス全体が同意した。
「じゃあ、3組はホラー喫茶でいい？」
「OKです」
出し物はホラー喫茶になった。
そして次は舞台発表だ。
ここでの定番は
劇の白雪姫とかロミジュリ。
クラス全員でのダンスや歌
あとは映像を取り入れたものだ
「他には意見ない？」
「…あのさ、」
「おっ和くん。何か意見ある？」
「ミュージカルは？みんなの意見全部出来ると思うんだけど」
「確かに…」
納得の嵐が起こっている
「じゃあ、ミュージカルにしようか」
嵐のように決まった。
そして、配役とか決める時にナオから爆弾が落ちてきた
「座長はさ、和くんがやりなよ」
「はい？」
「お前には、座長やる権利あるだろう？」
「え？なんでやる権利あるの？」
「言い出しっぺだよね？」
俺、言わな方が良かったは…出来るなら裏方やりたかった
「いいじゃん！座長は和くんね」
主演になってしまった。
でも、やる内容がラブストーリーではなくて友情ものだと言われたから良かった。
「頑張れよ二宮」
担任の笑顔が怖いです…そしてクラスの視線も怖いです
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 65人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
櫻井aia(プロフ) - ウオタミ&にのらぶさん» わぁ〜！そう言っていただけるととても嬉しく光栄に思います。ありがとうございます。はい。これからどんどん更新していこうと思っているのでよろしくお願いします(_ _*) (2017年12月21日 19時) (
レス) id: 682a610d3e (このIDを非表示/違反報告)
ウオタミ&にのらぶ - この小説大好きです！更新頑張ってください！待ってます。 (2017年12月21日 19時) (レス) id: 95f4d8affe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：櫻井aia | 作成日時：2016年11月13日 19時
