STORY52《白い世界》 ページ24
あれ？ここ何処なんだろう。
さっきまで…俺何してた？
見渡す限りの白い霧。
ここは一体何処なんだ
その白い世界で倒れ込んで居た俺はゆっくりと起き上がり周りを見回した
あっ俺……そういえばまーくんの事守りたくて代わりに刺された。。
もしかして俺死んだの？
だとしたらここは天国か？
にしても霧凄くないか？
個人的に想像していた天国とはお花畑が有り
それを超えると何か……この世と同じ様な場所があるみたいな想像をしてたんだけどな〜。
でも、ほんとに俺死んでるのかな？
考えながらも少し歩いてみることにした
暫く歩いていると遠くに一際輝く場所があった。
あそこだけ…霧が晴れてる？
もしかして俺…帰れんじゃない？
とか軽い気持ちで行ってみたけれど、何の変哲もない場所だ。
帰れないじゃん。
なんでこんなに直ぐ死んでしまうかな俺は
潤君の分まで生きるって決めてたのに
これじゃダメだよ。合わせる顔がないよ、
今頃まーくんとか智さんとか翔さんとか健翔くんとか泣いてんだろうな……
先に死んでゴメンな……
みんなの顔が走馬灯のようにめぐる。
いつの間にか涙も出てきた。
何やってんだろ。。
でも今回のことで碧は捕まるよね？
あいつが捕まれば俺の悔いはないかな
なんて思っていても涙はポロポロと落ちる。
そんな時慰めてくれたのは潤くんだったな
会いたいよ……何処に居るんだよ。。。
「和？何泣いてんだよ。男だろ？お前泣き虫だっけ？」
何処からか懐かしい今会いたいと強く願う人の声が聞こえた。
ふと顔を上げても霧が覆っているだけで誰かいる様子はない
空耳かとまた俯いていると
「バーカ、俺は隣に居るよ」
左隣を見ると2年前と変わっていない彼の姿があった。
和「……潤くん……」
潤「久しぶりだな。」
俺と話してる時の温かい眼差しだ。
和「…うん。会いたかったよ。。ずっと」
潤「俺もだよ。お前が心配だった…だからお前には見えてないと思うけれどずっと側にいた…全部見てたよ……」
たまに聞こえる空耳は全部貴方だったんだ。
和「……俺、死んだの？」
そう問い掛けると潤くんは
潤「…彷徨ってる。でもお前は生きてるよ。お前にはやらなくちゃいけない事あるだろ？そしたらまた俺に会いに来い。」
和「でも……俺……」
迷ってる……このままここにいて良いかなって
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櫻井aia(プロフ) - ウオタミ&にのらぶさん» わぁ〜！そう言っていただけるととても嬉しく光栄に思います。ありがとうございます。はい。これからどんどん更新していこうと思っているのでよろしくお願いします(_ _*) (2017年12月21日 19時) (
レス) id: 682a610d3e (このIDを非表示/違反報告)
ウオタミ&にのらぶ - この小説大好きです！更新頑張ってください！待ってます。 (2017年12月21日 19時) (レス) id: 95f4d8affe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻井aia | 作成日時：2016年11月13日 19時
