STORY48《MIRACLEBoy》 ページ20
まーくんのアパートまであと300mという距離まで走ってきていた。
一際明るいコンビニエンスストアの光に照らされてその周辺は明るい。
その光の中にモデル体型の茶髪の俺の幼馴染がいた。
よかった。まーくん無事だ。と安心して
まーくんって呼びかけた
イヤフォンしているらしく聞こえてないらしい
だから隣まで走って行って肩をポンポンと叩いた
雅紀「和くん？あれれ？どうしたの？そんなに息切らして」
和「貴方のこと守りに来たんだよ」
そう言うと「エー？俺誰かに狙われてるの？えっ、どうしたらいいんだー？」って叫び始めた。
相変わらず耳が痛くなるよ。そんなに近くで声出されるとさもうちょっと配慮してから出してほしいといつも切実に思う。
和「実は、碧が俺の処に現れたんだ。それで、俺の大切な人一人と残らず消し去るとか言い出して……あいつの事だからもうもしかしたらって思ったら足が勝手にまーくんのところに」
雅紀「ありがと。でもそんなに簡単に倒せる相手じゃないよ？俺は」
無敵な太陽のように笑った
その直後だった。
キキィーと車の音がして俺達二人の近いところに黒の高級車が止まったのは
まさか、と思って車の中に乗っている人を確認すると
碧だった………
ニヤと不気味に笑い黒服の人と共に降りてきた。
碧「みぃつけた。もう逃げられないよ？和くん？」
ジリジリとその距離を詰めてくる。
碧の履いているローファーの靴音が静かに響いていた。
ミラクルにもほどがあると思う。
助かったというミラクルの次には災難とかホントもうやめて欲しいと靴音を聞きながら思うと恐怖心を通り越し笑えてきた。
和「フフフッ………」
碧「何が面白い？」
和「……可笑しいからだよ。」
碧「可笑しい？可笑しいのは和くん。君だろう？…君が素直に来れば済む話じゃないかな？だって君は、兄さんの代わりの跡取りなんだから」
和「嫌だ。俺はお前の思い通りなんてならない」
碧「なら仕方ない。隣にいるまーくんとやらを消そう。」
碧はポケットに手を突っ込むと折りたたみ式のナイフを持ちまーくんに向かって突き進んできた。
イヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだー。
これ以上、誰も失いたくない。
あの時守れなかった……
でも今回は守ってみせる。
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櫻井aia(プロフ) - ウオタミ&にのらぶさん» わぁ〜！そう言っていただけるととても嬉しく光栄に思います。ありがとうございます。はい。これからどんどん更新していこうと思っているのでよろしくお願いします(_ _*) (2017年12月21日 19時) (
レス) id: 682a610d3e (このIDを非表示/違反報告)
ウオタミ&にのらぶ - この小説大好きです！更新頑張ってください！待ってます。 (2017年12月21日 19時) (レス) id: 95f4d8affe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻井aia | 作成日時：2016年11月13日 19時
