Zyjacya in love【赤髪の白雪姫】

Zyjacya in love7* ページ8

※ほぼ自分で考えたオリジナルです！





『久しぶりに来たわね有栖、ルア』


「久しぶりってほどでもないですけど、ここは良い場所ですね」


「本当ですね」





私は今、自分の管轄である都市・エスぺランスに来ている




クラリネス王国で二番目に栄えていて




花と緑の都市としてとても有名なところだ




そして未来を予知することができる一族・アヴニールが住んでいる




とても平和で平等な国を目指し




民もアヴニールも貴族も協力しあっている




私はそんなエスぺランスが第二の故郷で




この都市がとても大好きだ





「あまり変わってないみたいですね姫様」


『……………何か妙ね。アヴニールの数が少ないような』





にぎやかで、栄えてはいるものの




アヴニールの数がいつもより少ない




いつもならアヴニールがいるはずなのに…………！



何かがあった




きっと何かがあったはずに違いない




いそいでアヴニールが




住んでいるところへと行こうとするが




その場所で、一人の少女が倒れていた




白い髪に赤い赤い瞳




これらの特徴があるなんて




アヴニールにしかないはずだ




少女はとっても掠れた声を出して




私たちに助けを求めた




「お願い……………誰か………みんなを助けて………？」

Zyjacya in love8*→←Zyjacya in love6*

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す