Zyjacya in love【赤髪の白雪姫】

Zyjacya in love4* ページ5

顔が徐々に熱を帯びていく




きっと今の私の顔は真っ赤になっている




肯定も否定すら出来ず




思わず黙りこんでしまう




でも恋をしたのは本当かもしれない




だって彼の姿、声、笑顔を思い浮かべるだけで




顔が熱くなって、胸が高鳴って苦しい




もう私はすっかり恋をしてしまったのだ




弟の側近であるオビという男に




私はすでに夢中になってしまっているのだ




このまま黙っておくのも悪いので




名前は伏せつつ正直に答えた





『ええ。たしかに恋をしたのかもしれないわ』


「おぉ！本当ですか？」


「へぇ。恋したんですかA王女」


『その表情で笑わないでよルア！』





するとさらに




青がかかった黒髪を揺らしながら




ルアが話に入ってきた




二人してニヤニヤと笑って




私をからかってくる




これが私の日常になってしまっている




でも二人のことはそれなりに信頼している




私の自慢の側近たちなのだから




〜側近紹介〜



名前：有栖

年齢：23歳

立場：エリサの側近



・金髪が特徴の女性


・木々さんと同じく唯一の女兵士


・面倒見が良いがからかうのが好き


・エリサをいつもからかっている





名前：ルア・アーカイブ

年齢：21歳

立場：エリサの側近




・青がかかった黒髪が特徴の美青年


・ミツヒデさんの後輩


・剣の腕前はかなりのもの


・クールだがからかうのが好き


・エリサをいつもからかっている

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