Zyjacya in love【赤髪の白雪姫】

Zyjacya in love15* ページ16

白雪sida←初挑戦！





「今日はこれぐらいで大丈夫かな？」





仕事があらかた終わって、報告を済ませた




ふと窓から見える景色を眺めた




さっきは雲一つない青空だったのに




いつの間にか曇り始め、雨が降っていた





「ゼン大丈夫なのかな。」





ゼンは突然来た命令で




Aさんの管轄の都市にへと行ってしまった




あの慌てぶりからして





かなり深刻な状況になっているのだろう




私も行きたいとは言ったんだけど




かなり危険な命令だから行くなと言われた




たぶん病気とかじゃなくて




人と戦うというものだろう




残念ながら私は戦えない




前は薬草とか、身近なものとかでなんとかなったけど




今回はそうはいかないらしい




なんでも盗賊とかがいるそうで




当然、私は無力なのでお留守番することになった




まぁ仕方ないよね




今はゼンたちの帰りを待つしかないか




そう思いながら薬草園で薬草をつんでいると




少し傷がついたオビと




背中から血を流しているAさんが現れた





「いったい何があったの!?」


「………斬られたんですよ。とにかくこの人を
運んでくれる？」


「わ、わかった！」






私は急いで医務室に連れていった

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