Episode20* ページ21
空閑sida
「けど大丈夫！別に悪い子じゃないから」
なんて言って庇った
話からして、悪い奴ではないのだろう。
紹介された時は近付きづらそうとは思ったが
「とりあえず、中入って」
病室に入ると、綺麗な花が飾ってあった
かすかに良い匂いがする
「あ、それダイヤモンドリリーって言うんだよ。お母さんが持ってきてくれたの」
「……綺麗だな」
「うん、そうだね」
正直、俺はAの母親を知らない
ミュージカル役者を目指すなら
知っていて当然の舞台役者だ。
テレビとかDVDでしか見たことがない。
忙しいし、あまりAからも話してこない
ただ、『凄い人』だということは分かる。
まるで舞台に立つのが当然のように
「なんか素敵な花言葉だったような……」
「覚えてないのか？」
「教えてくれたんだけど……思い出せない」
だいぶ回復したみたいだが
記憶力が低く、まだ情緒不安定な感じだ
前みたいに泣いて、落ち着かなくなる。
こうやって毎日見舞いにくれば
少しくらい和らげるかもしれない。
傷付いた心を治せるのかもしれない
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彩華(プロフ) - 支葵美乃さん» 遅くなってすみません！素敵な作品、だなんて嬉しいです。 (2018年5月11日 15時) (
レス) id: cbb46de684 (このIDを非表示/違反報告)
支葵美乃 - こちらにも失礼します。読んでいて、とても楽しかったです！最後、泣きました……(つд；*)素敵な作品を有難うございます！ (2018年5月7日 10時) (レス) id: 48e064e18b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mermaid | 作成日時：2017年7月26日 14時
