Episode2* ページ3
空閑sida
Aが会場に来なかった。
唯一の舞台主演で、親と共演できる
あいつは誰よりも練習して、頑張っていた。
あれだけ楽しみにしていたのに
『どうかな？ここの演技上手くなったでしょ』
いっつもバイトのない日に来て
自分の役を演じて見せてきた。
たまに虎石と見たり、Aの友達と見たり
そんな毎日を続けていた。
「どうしたんだろうなAの奴」
「…………ああ、そうだな」
俺も虎石も心配していた。
無断で舞台を休むなんてありえない。
体調不良ならまだしも
仮にそうだったとしても、連絡をよこすとかするだろう
「！」
突然、虎石の携帯が鳴った。
画面を確認するとAの文字
『…舞台行けなくてごめんね。そっち、永遠に行けそうにないよ』
意味の分からないメールの文章
そして、屋上に置いてある靴と台本の画像。
『もう、私生きてる価値ないみたい』
もう分かってしまった
この後、巻き起こる『悲劇』が。
「これって…………」
「虎石、走るぞ」
「んなの当たり前だろ！」
気が付いた頃には、走っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 39人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彩華(プロフ) - 支葵美乃さん» 遅くなってすみません！素敵な作品、だなんて嬉しいです。 (2018年5月11日 15時) (
レス) id: cbb46de684 (このIDを非表示/違反報告)
支葵美乃 - こちらにも失礼します。読んでいて、とても楽しかったです！最後、泣きました……(つд；*)素敵な作品を有難うございます！ (2018年5月7日 10時) (レス) id: 48e064e18b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Mermaid | 作成日時：2017年7月26日 14時
