Episode19* ページ20
夢主sida
「触らないで………！」
廊下で誰かの声がした
それは汐里の声で、いそいで扉を開ける
「あれ？いない」
もうすでにいなくなっていた
汐里じゃなくて、愁君が目の前にいて
たぶん顔を見たんだと思う
「誰かに会った？」
「……ああ、たしかお前の親友に会った」
「そっか…………」
何故か愁君は元気がなさそうで
悲しそうな顔をして立っている
「助けようとしたら手を振り払われた……」
どうして汐里がそうなってるんだろう
私が飛び降りた事、知ってて来たのかな
なんで助けられるっていう状況に……
「……でも、あの子なら振り払っちゃうかも。心を許した相手じゃないと嫌がるし」
「そうなのか？」
他人と関わるのが苦手なだけで
根は面倒見の良い優しい子。
文句言いながらも、私に付き合ってくれた
「愁君にも伝えたんだけど……やっぱりまだ難しいね」
彼女はどうしても干渉される事を嫌がる
触られる事も、踏み込んでくる事も
人付き合いが極端に苦手
「けど大丈夫！別に悪い子じゃないから」
いつもこうやって庇っていたっけ
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彩華(プロフ) - 支葵美乃さん» 遅くなってすみません！素敵な作品、だなんて嬉しいです。 (2018年5月11日 15時) (
レス) id: cbb46de684 (このIDを非表示/違反報告)
支葵美乃 - こちらにも失礼します。読んでいて、とても楽しかったです！最後、泣きました……(つд；*)素敵な作品を有難うございます！ (2018年5月7日 10時) (レス) id: 48e064e18b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mermaid | 作成日時：2017年7月26日 14時
