At that time3-3* ページ14
今回は宜野座がいない中での仕事だった。
未だに不安でしかない。
だが、それでは仕事に支障をきたす。
「モールの出入口は警報直後からドローンが監
視してる。そっちに引っかかった獲物はナシ」
念のため征陸と確認する。
この大きなショッピングモールに、
「つまりこのエリアストレスを高めてる張本人は、まだモールの中にいる」
推測していると、ドミネーターが入った箱が見えた。
朱はそれを不安気に見て尋ねる。
「………………ドミネーター使うんですか？」
「用心のために運ばせはするが………まぁ抜くまでのことにはなるまいよ」
朱の表情の意味を知ってか知らずか、征陸は苦笑する。
彼だって狡噛が撃たれたことを知っている。知っているというよりも目の前ではっきり見ていた。
気まずさを覚えながら、現実に向き合う。
官用コス・デバイズを使用し、二人はモールを巡回する。
「あ、コミッサちゃんだー」
すると一人の少女がこちらに手を振ってきた。
慣れたように手を振せ征陸とは裏腹に、朱はどこか慣れてない様子だった。
「落ち着かねぇか？お嬢ちゃんぐらいの歳ならホロスーツで遊ぶなんて慣れっこだろ？」
「全身アバターになりきるってのは………ちょっと………」
「まぁ公共スペースじゃフルフェイスホロは違法だからな」
頼もしげに笑う征陸。
それでも朱は消極的な考えを口にする。
「でもこれだけ人が多いと一体誰が潜在犯なのか…………」
「ケダモノはケダモノの臭いを嗅ぎ当てる。良からぬことを考えてる奴は一目見ただけでピンと来るもんさ」
今となっては古いだろう。
だが、昔はそういう能力が必要だった。
朱は疑問に思っていたことを尋ねてみた。
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明里香(プロフ) - 6ー4話、唐之森じゃなくて、唐之杜です。複数箇所もあります。 (2022年9月28日 6時) (携帯から) (
レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 6ー1話、唐之森じゃなくて、唐之杜です。 (2022年9月27日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 5ー6話、こっぴとぐじゃなくて、こっぴどくです。 (2022年9月27日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 2ー5話、給料文じゃなくて、給料分です。 (2022年9月25日 17時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 2ー4話、サイコパザードじゃなくて、サイコハザードです。 (2022年9月25日 17時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mermaid | 作成日時：2016年11月22日 21時
